美容室を選ぶ所から大事にして欲しい!その選ぶポイントとは?
こんにちは!
美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です!
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是非読んでほしい記事はこちら!ショートスタイルに対する不安と不満を解決します!
美容室を選ぶ所から大事にして欲しい!その選ぶポイントとは?
ありがたい事にご紹介やインスタグラムを見てご来店頂くご新規のお客様が増えてきました。
そこで今回はご来店頂いたご新規様の声をご紹介したいと思います。
なぜしょうへいの店にご来店頂いたのか?何を解決したくてご来店頂いたのか?以前の美容室では何が不満だったのか?そしてしょうへいの店にご来店頂いた結果どうだったのか?など具体的に書いていきたいと思います。
この記事を書く1番の理由としては『美容室選びを大事にして欲しい!』からです。
その為には何を基準として選べば良いのか?
それは今までご来店頂いたご新規様の声を元に僕なりに出したある1つの答えがあります。
今現在美容室を変えようと思っている、あまり満足いくヘアースタイルになったことがない、なぜいつもこうなるのか?など何かしら不満や不安を持っている方には是非参考にして欲しいと思います。
全員ではありませんが特に分かりやすい例のお客様の声をいくつかご紹介します。それを元に最後に僕が導き出した答えを書きたいと思いますので、是非最後までお付き合い頂ければと思います。
✅ ショートスタイルにする事を否定された
以前通われてた美容室でショートスタイルにしてみたいと言ったところ「いや、やめた方が良いですよ」と苦笑いで言われたそうです。
こちらのお客様はとにかく毛量が多い。その為学生の頃に一度ショートにしたところ「こけし」みたいになってしまい、それ以来ショートは敬遠されていました。それでも素敵なショートスタイルにしてみたいという想いで美容師さんにお願いしたそうですが、すごく残念な反応をされてしまいました。
たまたま僕と同じ店のスタッフと友達だったので、そのスタッフに相談したところ僕のインスタを紹介されDMを頂きご来店下さいました。
カウンセリングで見させて頂いたところ、とにかく毛量が多く髪も太めでしっかりしている。クセはそこまでないですが、毛量と厚みで広がりやすいのは明確でした。
だから「やめた方が良いですよ…」と言われたんだと思います。
でもクセがそこまでない、だからといって凄く直毛でもないという髪質だったので、ショートにしても扱いが大変にならないなと思ったんです。
お客様のご希望のヘアースタイルも凄く雰囲気に合っているモノだったので、迷わず「ショートにしましょう!」とご提案しました。
こちらが初回ご来店時のスタイル。襟足はいらない!って事で刈り上げてます。襟足は特に毛量が多い所の1つなので思い切って刈り上げちゃった方が楽だったりするんですよね。
こちらが2回目のスタイル。初回よりも顔まわりの髪を長く残すことで、より前下がりを強めにしました。それによりカッコ良さやクール感が強調されます。
そして最近はこんな感じ。襟足の刈り上げをより短くしてメリハリを出してあります。
もうショートへの抵抗感はなく、むしろ楽しんで頂いてます。凄くお似合いですよね?
初回にやらせて頂いた時には「ショートに出来て良かった…」と言って頂けました。
毛量が多いからショートは無理という美容師側の思い込みで、やりたいヘアースタイルが出来ないというのは凄く可哀想だと思うんです。その人その人の髪質をよく診て、出来るだけの事をやりきる事が大事なのではないかと。
あっ、実は毛量による広がりを抑える為に横も刈り上げてツーブロックにしています。普段見えない様にしてあるので言われなきゃ分かりませんよね?
もちろんお客様とご相談の上ですが、毛量が多いことへのご対応は沢山あるんです。
✅ こんなに丁寧にやってもらった事がない!
お客様から頂いた嬉しい一言です。
お付き合いもあり今までずっと同じ美容室に行かれてましたが、なかなか満足いく仕上がりにならない…。そして過剰なハイライト(ブリーチによるデザインカラー)によりオシャレになるどころか老けて見えるようになってしまった。カラーの色もすぐに抜けてしまうというお悩みがあり、ご紹介でご来店頂きました。
カウンセリングで診させて頂いた所ヘアースタイルの形がそもそもバランスが悪く、過剰なハイライトも相まってより老けて見える様になっていました。
・お顔まわりの髪は特別長く残して前下がりスタイルにしていたい。
・後頭部のボリュームが出ずらくペチャんとしてしまうのでボリュームを出したい。
・髪色を落ち着かせて自然なブラウンにしたい。色もちをよくしたい。
主にこの3点がお客様のご希望。
これに対しこの様にご提案しました。
・過剰な前下がりはバランスが悪く老けて見える可能性もあるので、今までよりも少し前下がり感を弱める。
・長かった襟足を短くすることで後頭部のボリュームがあるように見せる。
・ブリーチのハイライト部分を全体のカラーと馴染むように戻して自然な色にする。
写真がないので分かりづらくてすみません。
この3点のご提案から僕がやりたかったのは、そもそもバランスが悪いヘアースタイルをバランスの良い状態にすること。お客様的に外したくない『前下がり』と『後頭部のボリューム』を確実に叶えた上でヘアースタイルを創ること。過剰なハイライトを消して自然なカラーに戻して老けて見える印象を改善すること。でした。
結果、ものすごく気に入って頂きお子さんからも「お母さんなんだか若返ったね!!」って言われたそう。これはご本人はもちろん、僕も嬉しかったです!
お客様のご希望のヘースタイルにするのは美容師として当たり前ですが、ご希望のポイントをおさえれば良いという訳ではなく、そこを踏まえて素敵なヘアースタイルにすることが大事だと思います。
ただ初回だけでは改善しきれない事もあったりするので、少し長期的にみてのご提案もさせて頂きました。回数を重ねる事でよりご希望以上のスタイルにしていけるので、段階を踏んで改善することもご提案させて頂いています。
特に『色もち』に関してはまさにソレです。しょうへいの店のカラーは回数を重ねれば重ねるほど色の発色や持ちが良くなっていくので、『これからの楽しみ』としてカラーのご提案を続けていこうと考えてます。
お客様が『こんなに丁寧にやってもらった事がない!』と思って頂いたポイントはいくつかあるかと思いますが、1番はカウンセリングだそうです。初回のカウンセリングは特に時間をかけさせて頂いてます。それをするから、お客様のご希望を踏まえた上での改善方法やご提案、施術ができるんですよね。
✅ オーダー通りにしてもらえなかった…
最後の例は『オーダー通りにしてもらえなかった…』
これはかなり極端な例ですが、希望通りにしてもらえなかったという経験は皆さん少なからずあるかもしれませんね。
お客様のオーダーとしては『髪の長さは変えたくないので毛量だけすいて欲しい』だったそう。
でもカットが始まったらなぜかトップの髪を短く切られ、ガツガツすかれ、結果長いところと短いところが極端になってしまった…。
長さは変えたくないというオーダーを完全に無視されてますよね…。
この原因として考えられるのは『部分的に短くすれば全体的な毛量も減るだろう』という美容師の『思い込み』によるものだと思います。
カットの技術的な話になるとかなり専門的な話になってしまうので割愛しますが、お客様のご希望を美容師が勝手な解釈をして、美容師が思う『毛量を減らす』という『美容師側のゴール』に設定されてしまった訳です。
お客様としては『長さを変えずに毛量を減らして欲しい』のに対し、美容師は『部分的に長さをカットすることで毛量が減ったように見せる』という選択をしてしまった。
僕から言わせるとこれは完全に美容師のミスです。結果、お客様のオーダーと真逆の事をしてしまっている訳ですから…。
ヘアースタイルとしても当然バランスが悪く、短いところは極端に短いので扱いも大変な状態に…。
僕からのご提案としては出来る限り短い部分に合わせて全体をカットし、まずは長さと形をある程度揃えたほうがこれから綺麗に伸ばしていけるという事。しかし、それでも長さは変えたくないというお客様の強いご要望があったので、長さをカットするのは最小限に抑え、少しでも形を綺麗に整えることにしました。
そして今の状態がこちら!
トップの長さもしっかり伸びて、綺麗なショートスタイルに!
ここまで来るのにはある程度時間はかかりますが、お客様とご相談して一度3〜4ヶ月ほど伸ばす期間をあえて作りました。
その間毛量は増えて扱いも大変だったと思いますが『毛量をカットする』という事も全く長さが変わらない訳ではないんです。
毛量をカットするときに主に使用する『すきバサミ』も結局毛束の中に切るところと残すところをつくっているだけなので、髪をカットしていることには変わりありません。なので短くなる箇所は必ず出るんです。かと言ってその短くなったところは普段は見えない『髪の中の方』になるので『全体的に短くなった感』はあまり感じないのですが…。
ただしっかり伸ばしたいという時には、極力何もしない方が結果的に伸びるのが早いのでその選択をしました。
今現在お客様の一番のご希望は何なのか?を美容師側がしっかり理解し把握しないと、今回のような事が起きやすいんじゃないかと思います。
✅ 3つの例に共通していることは?
ここまで特にわかりやすい3つの例をご紹介してきましたが、ある1つの共通点があります。
それは『カウンセリングがしっかりされてない』ということ。
1つ目はただ毛量が多いからショートにできないと言われてしまった。けどよくよくカウンセリングでみてみると、クセがすごくある訳でもなく、すごく直毛でもないので髪質的には何の問題もなかった。
2つ目はそもそもカウンセリングに対して喜んでもらえた。
3つ目はカウンセリングを雑に行った結果、お客様のご要望と真逆の仕上がりになってしまった。
3つともカウンセリングをしっかり行っていればお客様のご要望に対してしっかり応えられたと思うんです。もちろんそれを形にする技術力も必要ですが。
『技術は上手くて当たり前』という前提での話です。もちろん僕もまだまだな所はたくさんあるし、まだまだ上手くなりたいので勉強も練習もずっとしていますが、ある程度の所まで行けば大概のお客様のお悩みや髪質にご対応できます。
なので技術をとことん突き詰める事も大事ですが、今僕が大事にしているのはカウンセリングです。
いくら技術力があっても、お客様のご要望やご希望をしっかり理解・把握・共有できていなければ全く意味がありませんから。練習で使う人形を相手にしている訳ではないので…。
なのでいかにカウンセリングをしっかり丁寧に行うかがすごく大事だなと思います。
そこで、しょうへいの店独自のカウンセリングについて少しご説明したいと思います。
✅ しょうへいの店独自のカウンセリングとは?
ご新規様、つまり初回のカウンセリングに関しては約30分という時間をかけさせて頂いています。
お一人お一人の専用カウンセリングシートを作成し、各項目に対してお客様にご記入いただきます。
そこからカウンセリングがスタートし、一つ一つの項目に対しお悩みや改善点などを確認・共有していきます。
その上でご希望のヘアースタイルの打ち合わせをしていく訳ですが、しょうへいの店が大事にしているのは只々ご希望のスタイルを聞いてその様に仕上げるだけではなく『お客様の今の現状』をしっかり把握することを大事にしています。
お客様の髪や頭皮に対してのお悩みをどう改善して、どうご希望のヘアースタイルにしていくのか?
ご希望のヘアースタイルにするのは当たり前ですが、もしかしたら髪質やダメージの状況によっては中々出来ない事もあります。その場合、どこをどう改善していけば出来る様になるのか?を共有して一緒に解決していく事が大事だと考えています。
そしてスタイル以前に髪のクセやダメージ等、頭皮の痒みやフケなどを改善したい場合もありますよね?
その為にはどんなご提案が必要なのか?どんな改善策があるのか?を考え、ご提示させて頂く為にも『カウンセリングに30分』という時間はどうしても必要になってきます。
おそらくカウンセリングでここまで時間をかける美容室はないと思います。少なくとも県内には…。
時間をかけないというよりも、かけれないんです。時間をかけれるだけのシステムやコンテンツ、技術が作られてないからです。
このカウンセリングは是非一度体験してもらいたいなって思います。
ご新規様には必ずと言って良いほど『こんなに丁寧にカウンセリングをされた事がない』と言って頂けてますから。
✅ まとめ
つまり美容室選びの基準として考えて頂きたいのが『カウンセリング』なんです。
中々イメージ通りのスタイルにならない、お悩みが改善されない、美容室迷子になっている…など美容室が定まらない方は是非『カウンセリングをしっかりやる美容室』をオススメします。と言っても比較的多くの美容室が謳っている事かと思いますし、行ってみないと分かりませんよね?
だから僕はこのブログを通して具体的にどんなカウンセリングを行なっているかを伝えたかった訳です。
もちろん技術あっての話なのでカットが下手だったら意味はありませんが、そこは今でも練習してますw
当たり前ですけどね!
出来ればこのブログをより多くの方達に読んでもらい、お悩みを解決する第一歩になってくれたらと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)
Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)