襟足のクセで収まらない髪をどう解決する?美容師が提案するカット術

襟足のクセで収まらない髪をどう解決する?美容師が提案するカット術
こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です。
髪のお悩みの中でも意外と多いのが「襟足のクセ」。
「跳ねてしまってスタイルが決まらない」「左右で収まり方が違って見える」といったお声を、サロンでもよく伺います。
今回の記事では、実際に襟足のクセにお悩みだったお客様の事例をもとに、どのように施術を行ったのかをご紹介します。
また、同じようにお悩みの方に向けて、美容師としての考え方やカットでできることについて詳しくお伝えします。
襟足のクセで起こりやすいお悩み
左右で収まり方が違う
襟足は髪の生え方や骨格の影響を大きく受ける部分です。特に左右で毛流れが違う場合、同じ長さにカットしても仕上がりに差が出てしまい、バランスが悪く見えてしまいます。これはサイドの髪にも多いお悩みです。
首元がもたついて見える
襟足がはねたり膨らんだりすると、首元にボリュームが出てしまい、すっきりとしたシルエットが出ません。特にショートカットやボブスタイルでは、この部分の影響が大きく出ます。
スタイリングが決まらない
毎朝ブローやアイロンで整えても、時間が経つとまた跳ねてしまう…。そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。
実際のお客様のBefore
今回のお客様もまさに同じようなお悩みを抱えていました。
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襟足やサイドが左右で違う跳ね方をする
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その影響で長さまで違って見える
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前から見ても首元がもたついてしまう
ご自身でも「左右でクセが違う」と自覚されていましたが、美容師の目から見てもスタイル全体のバランスに影響を与えていました。
美容師が選んだ施術プロセス
左右を細かくチェックしながらカット
まず大切なのは「クセを見極めること」です。左右で違う毛流れを無視して同じようにカットしてしまうと、仕上がりは必ずアンバランスになります。 そのため、一束一束の収まり方を確認しながら慎重にカットを進めました。
襟足の生え際を短くカット
襟足の生え際部分を短く整え、その上から髪をかぶせることで、自然に跳ねを目立たなくする工夫をしました。これにより、首元に余計なボリュームが出ず、すっきりとしたラインを実現できます。
骨格に合わせたシルエット作り
骨格に沿って襟足を処理することで、全体のフォルムが自然に収まるように設計しました。特にショートやボブは首元の美しさが命。横から見たときのシルエットにもこだわりました。
Afterの仕上がりとお客様の反応
仕上がりは、襟足の跳ねが解消されて前から見ても首元がすっきり。
「長さが違って見える」というお悩みも解決し、左右のバランスが整ったスタイルになりました。
お客様からは「首まわりが軽く見えて嬉しい」とのお声をいただき、喜んでいただけたました。
クセは直せないけれど、扱いやすくできる
ここで大切なのは「クセを完全に直すことはできない」という点です。縮毛矯正をすれば当然クセは改善されますが、そこまでしなくても良いと言う方も多いです。
その場合、美容師が骨格や毛流れをしっかり見極めてカットを行うことで、クセを活かしたり、目立ちにくくしたりすることは可能です。
つまり、クセを「なくす」のではなく、「共存しやすい形」に整えていくことがカットでできる解決策なのです。
襟足等のクセで悩んでいる方へ
もし今、次のようなお悩みがあるなら、一度ご相談ください。
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襟足がはねて首元がもたつく
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左右の長さが違って見える
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ショートにしたいけどクセが不安
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毎朝のスタイリングが大変
カウンセリングでクセの出方や骨格を見極め、お一人お一人に合わせた方法で「扱いやすい髪」を一緒につくっていきましょう。
まとめ
襟足のクセは、一見小さな悩みのようでいて、実はヘアスタイル全体の印象を大きく左右します。
左右の収まり方が違うだけで、長さやシルエットまで違って見えてしまうこともあります。
しかし、しっかりと見極めた上で施術を行えば、首元がすっきりと収まり、美しいシルエットを実現することができます。
「クセがあるから仕方ない」と諦めるのではなく、自分の髪に合ったカットでより快適に過ごせる毎日を手に入れてみませんか?
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Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)