トリートメント、コンディショナー、リンスを使い分けてますか?どれも一緒ではありません。

2020-03-12(木)  投稿者:笠井 めぐ美   カテゴリー:ブログ,西長岡店

こんにちはしょうへいの店西長岡店スタイリストの笠井です。

トリートメント、コンディショナー、リンスは髪をツルツルにするだけではありません。

シャンプーをした後につけるのは「トリートメント」?それとも「コンディショナー」?さらにコンディショナーに似た「リンス」もあって、何をつければいいのかわからないと困った経験はありませんか。

しっかり使って髪質も変えましょう

「トリートメント」と「コンディショナー」は役割が違う

シャンプー後に使う「トリートメント」と「コンディショナー」はそれぞれの役割が違い、「トリートメント」は髪の毛の内部を補修する働きがあり、「コンディショナー」は髪の毛の表面を整えます。

髪の内部補修という役割から「トリートメント」は数分髪につけてから洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあるのに対して、「コンディショナー」は髪につけた後すぐに洗い流します。

 「トリートメント」は髪の内部から健康にする

「トリートメント」は髪の内部に浸透して髪の毛に栄養を与えて健康にする働きに加えて、髪の毛のダメージを補修する働きもあります。

「トリートメント」には洗い流すタイプと洗い流さないタイプがありますが、成分的にはほぼ同じだと考えていいでしょう。使い勝手が異なり、洗い流すタイプは髪全体にトリートメントを行き届かされることができるのに対して、洗い流さないタイプは髪全体にムラなく使うことが難しくなります。

髪全体のケアに洗い流すタイプのトリートメントを使い、ドライヤーや紫外線などのダメージから髪を守るために洗い流さないタイプのトリートメントを使うようにして、用途に応じて使い分けるのがいいでしょう。

「コンディショナー」は髪の表面を保護する

「コンディショナー」は髪の表面のケアとして働きます。髪を外側から保護して、キューティクルを整えながら傷みを防ぎながら髪を滑らかに整えます。コンディショナーによってはトリートメント成分が配合されていて、髪の内部の補修する働きがある製品もあります。

 「リンス」は髪の表面保護のみ

「コンディショナー」のように髪の表面になめらかさを与えるヘアケア商品として「リンス」があります。

「コンディショナー」と「リンス」に違いはないとしているメーカーが多いものの、メーカーによっては「リンス」は髪の表面の保護のみを行うヘアケア商品であるのに対して、「コンディショナー」は髪の表面保護に加えて内部の補修もするものと区別しています。

「リンス」には「すすぐ」という意味があり、「コンディショナー」には「状態を整えるもの」という意味があるため、これらの言葉の意味の違いから商品名を使い分けているメーカーもあります。

サロン専売品のトリートメントは市販品と全然違うってホント?!

そもそも、サロンで行うトリートメントと、自宅でのトリートメントケアとは何か違うのでしょうか…。

私たち美容師は、自宅でのトリートメントケアができていないといくらお店でトリートメントをしても、すぐに効果が無くなってしまう…と考えています。

それくらい毎日のケアでダメージを防ぐことができるくらい美容室での専売品トリートメントは優秀に作られています。

この質問はとても多くの人から聞かれる疑問の1つです。みなさんは何だと思いますか?

わかりやすく説明をすると…

・市販のトリートメント=表面をコーティングしてくれるもの

・サロン専売品=表面をコーティングしてくれる+髪の毛内部のダメージに働きかけて、修復を主としてくれるもの

サロン専売品のトリートメントには、髪のダメージを元どおりの潤った髪に戻そうとする栄養素がいっぱい詰まっているのです。

価格帯が少し高くなるのも納得!使えば使うほどあなたの髪の毛をこれから起こるであろうダメージから守ってくれて、すでにダメージしてしまった部分に働きかけてくれるのです。

市販品も、専売品も、同じ「トリートメント」という名前ですが、専売品のトリートメントは、サロンで施術しているトリートメントの自宅バージョンだと思ってもらえるといいですね。

では、私はどのタイプのトリートメントを使えば良いか?

あなたは何タイプ??ダメージのタイプ別、髪質チェック

髪のダメージと一言で言っても、実はどんな傷み方をしているかは様々。元々の髪質やダメージ理由によって、どんな風にダメージが出てくるかが違うのです。

ダメージは大きく分けて3タイプ。

では、それぞれのタイプを見ていきましょう!

1.私の髪、こんなに硬かった??ゴワゴワ髪さんタイプ

もっとも多いこのタイプは、紫外線、ドライヤーやコテ、アイロンなどの熱によって起こるタンパク変性がダメージ理由。生卵に熱を加えるとゆで卵になってしまうように、髪も高熱を浴びることで内部のタンパク質の形が変わってしまいます。おかげでゴワゴワな手触りに…。

2.なんだか毛先がひっかかるんだよね…キシキシ髪さんタイプ

20代、30代に特に多いこのタイプは、スタイリング剤が合っていない、またキレイに落としきれていないことによって起こります…。

キシキシ引っかかって何をするにもストレス!スタイリング剤はジェル、ワックスなど様々なテクスチャーのものがありますので、ぜひ担当美容師さんにどれが合っているか相談してみて下さい!

3.雨の日も晴れの日も、膨らむしうねる…モワモワ、パサパサ髪さんタイプ

カラー、パーマをしていなくても起こりやすい隠れダメージタイプがこちら。摩擦や静電気、クーラーや暖房などの乾燥といった外部からの刺激で起きてしまいます。日常的な刺激が原因である分、傷ませないというのが難しいタイプでもあります。

あなたの髪は何タイプでしたか?これらから共通して言えることは、あなたの髪に合ったシャンプーでキレイに洗って、あなたの髪に合ったトリートメントで今日のダメージをケアする、そして明日のダメージを予防するという事です。

「傷んでしまったら美容室でトリートメントすればいい!」

そうですね、確かにその選択は正解ですし効果もすぐに実感できると思います。

ですが、私たち美容師はなによりも日頃のケアが特に重要だと考えています。

あとは、ショートヘアや男性の短かめのヘアはトリートメントは必要ない!と思っているあなた!!!!!

先程も言いましたが毎月カットをする方であっても日々の生活で髪はダメージを受けています。もちろん、パーマ、カラーをされてる方もダメージを受けています。

今のキレイな髪を保つ為にもトリートメントは必要なので、トリートメントをしてない方は是非今日からしてみてください( ̄^ ̄ゞビシッ

Writer かちゃめぐ(笠井めぐ美)(かさい めぐみ)

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Written by: かちゃめぐ(笠井めぐ美)(かさい めぐみ)

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