髪の秋バテ
こんにちは!アシスタントの吉川です!夏も終わり、この夏日焼けした~!なんて方もいるのでは?日焼けしたのは肌だけでしょうか?だんだんと肌寒くなり秋の訪れを感じるようになりました。食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋とは言いますが、秋はヘアトラブルが多くなる季節でもあるんです!秋に起きやすい髪のトラブル、その解決方法・予防方法を徹底解説していきます!
お悩み①抜け毛
自然に皮膚から抜け落ちた毛のことを言い、薄毛の原因に繋がります。毎日起こる自然な現象ですが、秋は通常の2倍もの抜け毛が起きやすくなると言われています。
お悩み②パサつき
外部の刺激から髪を守るキューティクルが壊れると、栄養分が外へ逃げパサつき、ツヤのない指通りの悪い髪に。
お悩み③細くなる
髪が細くなるとコシがなくなり、次第にツヤも失われ頭頂部の薄毛が生じることも。
その原因とは何か!!
①夏に受けたダメージが現れる
1. 紫外線
紫外線によって頭皮と髪は日焼けをし、大きな負担受けています。髪を育む基盤となる頭皮は悪環境に、また髪を主に構成しているたんぱく質は紫外線によって変性し髪の育成力が弱まります。
2. 汗
汗をかく夏は水分摂取が大切ですが、冷たい飲み物の摂取により水分代謝が悪くなり血液はドロドロ状態に。血流が悪くなり、髪に十分な栄養が行き渡りません。汗による汚れが毛穴に溜まりやすくなり、髪に悪影響を及ぼすことも。
3. 海・プール
夏と言えば、海!プール!海水には塩分が含まれ、プールには塩素を含んだ水が使われます。塩分や塩素によって、髪は水分が失われ傷みやすい状態に。頭皮も髪も乾燥しやすい状態なのです。
原因②乾燥と皮脂の増加
乾燥し始める秋。頭皮や髪も乾燥します。頭皮が乾燥すると、フケが生じるなど頭皮環境が悪くなります。髪は水分が失われパサつくようになります。摩擦による静電気も起きやすく、さらに負担がかかり傷みやすい状態に。
乾燥と反対に、皮脂が増加する方もいます。過剰な皮脂は毛穴を塞ぎ髪の成長の妨げや頭皮環境の悪化に繋がり、炎症や抜け毛、薄毛の原因になってしまいます。
原因③血管の縮小・血流の悪さ
気温が低下する秋は、体温も低下しやすくなり血管が縮小するようになります。血管の縮小は、頭皮の血流を減少・悪化させます。髪に必要な栄養が届かず、健康な髪が育まれなくなってしまいます。
1. アミノ酸系のシャンプーを使ってみる
アミノ酸系のシャンプーは洗浄力に加え、頭皮に優しく髪の栄養分を守る効果があります。まずは髪の土壌となる、乱れた頭皮環境を整えます。抜け毛に効果的な方法なので、シャンプーの成分をチェックしてみてください!
2. トリートメントで保湿・保護をする
洗い流さないトリートメントを髪に馴染ませるのは、パサつきの改善に最も早急な効果を期待できる方法です。ダメージを補修し、ドライヤーによる熱のダメージを防ぎ、潤いのある髪に改善していきます。
3. マッサージで血行促進
毛穴に皮脂や汚れが詰まっていると髪が細くなるとされています。頭皮に刺激を与え柔らかくして、血行を良くし汚れが落ちやすい状態に。指の腹で頭皮を揉みほぐしながら洗髪すると◎!湯船に浸かり体を温めることも大切。
主にたんぱく質で構成される髪。たんぱく質はもちろん、効果的にたんぱく質を作るアミノ酸、抜け毛を防ぐミネラル、髪の発育を促し新陳代謝を高めるビタミンや亜鉛を意識して、偏りのない食事で健康的な髪を育てます。
たまごや肉、青魚、牛乳、レバー、緑黄色野菜などが代表的な食材ですが、サプリメントで補うのも◎。
方法③適度な運動
頭皮の血行不良は、毛根へ栄養が行き渡らず髪の成長を妨げる原因に。適度な運動は筋肉の緊張を和らげ、頭皮の血流促進に繋がります。ウォーキングやストレッチなど、毎日継続できる無理のない運動がおすすめです。
方法④しっかりと睡眠時間を取る
偏った食事だけでなく、ストレスや寝不足も髪には大敵。十分な睡眠を取りストレスを軽減することも、健康的な髪を作るためには大切なポイントです。バランスの良い食事に加えて、規則正しい生活を心掛けましょう。
夏に受けたダメージや季節の変化によって、秋の髪はトラブルが起きやすい「秋バテ」状態に。「ヘアケアの秋」で美髪を取り戻し、”綺麗な髪”を楽しみましょう。
Writer シザーハンズ吉川(吉川茉由子)(よしかわ まゆこ)
Written by: シザーハンズ吉川(吉川茉由子)(よしかわ まゆこ)