シャンプーのやり方で仕上がりは違います。正しいシャンプーでおうちでも美容院の仕上がりに!
こんばんは。しょうへいの店西長岡店
カット☆真古都 堀真古都です。
本日、長岡市では 祝成人式でした。新成人のたくさんの方々が、しょうへいの店でお支度をしていただき、早朝からにぎわっていました!
二十歳の思い出作りのお手伝いをさせていただき
ありがとうございました!
さてさて、
毎日当たり前のようにしているシャンプーですが、
みなさんは、正しいシャンプーされていますか?
ぜひ、参考にしてください^_^
●シャンプー前のブラッシング!意外とみなさんしてないですよね。
美髪を手に入れるには欠かせないブラッシング。なぜブラッシングは髪に良いとされているのでしょうか?
傷んでいない髪の毛は、基本的にからむことはありません。風が強い日でも髪を結んだ時でも、からんだところで自然とほどけてしまいます。
ではなぜ私たちの髪はからむのでしょうか?
その答えは、
ホコリなどの汚れ
静電気
により、髪がダメージを受けるとからみやすくなってしまうからなんです。
短い髪の方はからみは少ないかもしれませんが、やはり日中のホコリなどを髪がキャッチしてしまっている場合もあります。
そして、自在にヘアスタイルをキープするために必要なスタイリング剤は、おおむね髪にダメージのかかるものが多く、一日キープできる強力なものになればなるほど、シャンプーだけは落とし切れず頭皮の毛穴を詰まらせてしまうことも。
スタイリング 剤もブラッシングによって、皮脂や汚れと一緒に浮かせて落としやすくしましょう。
頭皮にとって爪を立ててガシガシと頭を洗うのはもちろんNGですが、髪がからんだままシャンプーをしてしまうと、髪同士の摩擦によってダメージを受けてしまうので、これもNGなんです。
ブラッシングは汚れを取るだけでなく、シャンプーを泡立ちやすい状態を作れるため、ダメージを防ぐのにも一役買ってくれます。
ブラッシングにより頭皮の血流がよくなり、マッサージ効果が得られます。
また、髪の根元でたまってしまうとベタベタになって悪さをしてしまう皮脂ですが、ブラッシングによって均一に毛先まで伸ばされた皮脂は、人間が作り出すことのできる養分も一緒に運んでくれ、適度な油分と養分を行きわたらせることができます。
特に毛先は髪の毛の中で最もダメージに弱いですから、自分の皮脂によって膜を作り、シャンプーによるダメージ軽減に利用しちゃいましょう。
皮脂は”悪いもの”だとして紹介されることが多いですが、本来人間が生み出せる皮脂は、皮膚の潤いを守ったり、ダメージを防いだりする役割もあります。
強力なシャンプーで落としてサッパリしたい!というのも気持ちはわかります。
ですが、皮脂を落としすぎてしまうと、「足りない」と感じた体は皮脂を多く生成し、過多になってベタベタになってしまったり、逆に皮脂がなくなることで乾燥してフケの原因になってしまうんです。
●さっそくシャンプーです。まずはお湯だけで丁寧にしっかり洗いましょう。
まずはお湯だけで洗います。このとき、さっと濡らす程度で済ませるのではなく、1〜2分かけてシャワーでしっかり流して、毛髪と頭皮の汚れを洗い落とします。
お湯の温度は、あまり熱いお湯は避けましょう。38〜40度くらいが適温と言われています。あまり高い温度のお湯では頭皮の必要な油分まで流してしまったり、髪のキューティクルにダメージを与えるとされています。
そういえばヘアサロンでシャンプーをしてもらうときのお湯も、ほんのり暖かいくらいの感覚ですよね。熱いシャワーも気持ち良いものですが、髪と頭皮のためにはシャンプーのときだけでもぬるめに設定するのがおすすめです。
●シャンプーは適量で
お湯だけで洗い終わったあと、軽く水気を取ってからシャンプーを手に取ります。
ここでお伝えしたいのは「シャンプーは適量で」ということ!前の工程、お湯で洗うことをきちんとできていれば、じつはすでに8割の汚れは落ちています。ですから、シャンプーをやたらにたくさん使う必要はありません。
「泡立てたいから」「その方が汚れがよく落ちる気がするから」といった理由でシャンプーを大量に使う人もいますが、それってじつはもったいないだけでなく、すすぎきれずにシャンプーが髪に残ってしまい、髪の傷みの原因になったりもするんです。
シャンプーを手にとったら、まずは手のひらで軽く泡立てるように伸ばし、それから髪にまんべんなくつけて、洗います。シャンプーを頭に直接かけたりしないでくださいね!
洗うときは、指の腹で頭皮全体をほぐすようにマッサージしながら泡立てます。爪を立てたり、強い力でゴシゴシするのは頭皮に良くありません。やさしく、ていねいに。
私たちの忙しい日常では適当にささっとこすって流して終わり……なんてことになってしまいがちですが、余裕のあるときは普段よりあと1分だけ長く、ていねいにマッサージしながら洗ってみてください。それだけでも頭皮の血行が良くなり、髪がふんわりと健康なボリュームを取り戻す可能性があります。
●シャンプー剤はしっかりすすぐ
洗い終わったら、しっかりお湯を通して洗い流します。
「しっかりすすぐ」とはよく言われるけれども、果たして具体的にどのくらいやればいいのかというと、美容師さんは最低でも3分はかけるとのこと。それに対し、私達が自分でシャンプーをするとき、特に意識せずにいると1分も経たずに終わっていることがじつは多いのです。というわけで、「これで流せた」と思ってからもうひと流しするくらいで丁度いいと言えるでしょう。
シャンプー剤が頭皮に残ると皮脂とまざりあって酸化し、においの原因になったり、新しい髪が育つのを阻害してしまうそうです。健やかな頭皮を保つためにとても重要なのがこの「すすぎ」の工程なのですね。
●トリートメントの効果的な付け方
シャンプー後しっかりすすぎ、その後トリートメントをつけていきますが、この時の一手間。
すすぎ終えたら、タオルで髪の水分をしっかり取り除きます。髪が水分を含んだ状態では、トリートメントをのせても水分で薄まってしまい浸透が悪くなります。
タオルドライの目安は、髪を握っても水分が出てこないくらい。この状態でトリートメントをつけると、しっかりと吸収し浸透が良くなります。
トリートメントにはつける手順によって効果が変わってきます。
①ダメージしている毛先からトリートメントを塗布していきます。
②手ぐしを通しながら毛先に揉みこんでいきます。
毛先から手ぐしを通しながら、中間へと伸ばしていきます。
③根元の方は、ダメージが少ないと思うので塗布しなくても大丈夫です。ダメージしている部分中心に塗布していきます。根元に付けると、ベタベタ感が残ったり、頭皮について毛穴のつまりに繋がったりします。
④トリートメントをヌルヌル感がなくなるまでしっかりと流します。すすぎがあまくトリートメントが頭皮に残ってしまうと、肌荒れを引き起こしたり頭皮トラブルの原因にもなります。すすぎでトリートメントを残す人がいますが、これは間違い。しっかりとヌルヌル感がなくなるまで流しましょう。
●乾かし方
お風呂からあがったら、髪をタオルドライします。このとき、頭皮の水分を取るように指でぽんぽんと押し当てるようにします。髪の長い方はタオルではさむようにして水分を取ります。シャンプーしたばかりの濡れた髪はデリケートな状態です。タオルで髪をゴシゴシこすると髪の痛みの原因になりますから、やさしく。
それから、できるだけ早いうちにドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーで乾かすときは、まずは髪の根元に風が当たるようにして乾かすと、ふんわりとしたボリューム感が出ます。くれぐれも髪が濡れたまま眠ってしまわないようにいたしましょうね!
毎日のシャンプー。ほんの少しのことを気をつけるだけで、おうちでも、美容院のような仕上がりになります。ぜひ、ブラッシングから試してみて下さい!
Writer カット真古都☆堀 真古都(ほり まこと)
Written by: カット真古都☆堀 真古都(ほり まこと)