クセ毛でもまとまる大人ボブの作り方とインナーカラー

クセ毛でもまとまる大人ボブの作り方とインナーカラー
こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です。
クセ毛に悩む方におすすめ!大人女性に似合うボブスタイルのご提案
髪のお悩みの中でとても多いのが「クセが強くてまとまらない」「襟足が浮いてしまう」「厚みが出すぎて扱いにくい」というものです。
特に大人世代の女性は、髪質の変化によって以前よりもクセや広がりを感じやすくなる傾向があります。
今回ご紹介するのは、襟足を長めに残していたけれどクセが強くてまとまりにくい、というお客様をボブスタイルに整えた施術例です。
「伸ばしていきたいけれど、形が崩れるのはイヤ」というご要望に応え、クセを抑えながらきれいなボブラインを作りました。
この記事では、
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Beforeの状態と髪のお悩み
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美容師として選んだ施術方法
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Afterの仕上がりとお客様の変化
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ボブとクセ毛の相性
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インナーカラーで楽しむスタイルチェンジ
について詳しくご紹介していきます。
Before:襟足の長さとクセが気になる状態
ご来店いただいたお客様は、前回襟足を長めに残すスタイルを選ばれていました。
しかし、全体的にクセが強いため、襟足が浮いたりハネたりして、日常のお手入れにストレスを感じておられました。
また、美容師目線で見ると、
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毛量が多く厚みが出やすい
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全体的にクセがあり、乾かすだけではまとまりにくい
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襟足が長く残っているため、クセが強調されやすい
といった特徴が見られました。
髪の毛が厚く見えやすい方の場合、伸ばしていく途中で「重たい」「形が崩れて見える」という悩みを抱えやすいものです。そこで今回は「伸ばしていくベース作り」としてのボブスタイルにしました。
施術のポイント:クセを抑えながらシンプルなボブに
今回のカットのポイントは3つです。
1. 襟足をしっかり短くカット
襟足部分をしっかりと短く整えることで、クセによる浮きやハネを抑えました。特に首元で髪が跳ねてしまう方には、襟足をタイトに仕上げることが効果的です。
2. レイヤーやグラデーションを極力入れない
今回は「伸ばしていくための土台作り」が目的なので、シンプルなボブラインを意識しました。余計な段を入れないことで、髪が伸びてきても形が崩れにくく、扱いやすいスタイルになります。
3. 毛量をしっかり調整
毛量が多く厚みが出やすいため、バランスを見ながら丁寧に毛量を調整しました。軽さを出すことで、クセ毛でも自然にまとまりやすくなります。
After:クセが気にならないすっきりとした大人ボブ
仕上がりは、襟足がスッキリと収まり、全体がナチュラルにまとまる大人ボブに。
シンプルなラインが美しく、清潔感と上品さを兼ね備えた仕上がりになりました。
お客様からは、
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「襟足のクセが気にならなくなった」
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「伸ばしていくベースが整って安心」
という嬉しいお声をいただきました。
ボブはシンプルな分、カットラインがとても大事なスタイルです。今回のように「厚みを調整しながらクセを抑える」ことで、毎日のスタイリングがぐっとラクになります。
クセ毛でもボブが似合う理由
クセ毛の方の中には「ボブは広がりそう」「まとまらないのでは」と不安を持つ方も少なくありません。
しかし、実際にはボブとクセ毛は相性の良い組み合わせなのです。
1. クセを活かした動きが出せる
直毛の方には出せない柔らかな動きやニュアンスが、クセ毛には自然に出てきます。ボブスタイルに取り入れることで、ナチュラルでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
2. 襟足を短くすることで収まりが良くなる
特に今回のように襟足を短く切ることで、クセ毛特有の浮きやハネを抑えることができます。
3. 厚みのコントロールで軽やかに見える
クセ毛は広がりやすいですが、毛量をバランスよく調整すれば「ふんわり」「軽やか」に見せることが可能です。
インナーカラーで楽しむボブスタイル
今回のお客様のスタイルのポイントは、カットだけではありません。
実は、前髪から耳周りにかけてインナーカラーを入れているのです。
インナーカラーは、髪の内側にアクセントカラーを入れることで、表面は自然に見せながら動きが出たときや耳にかけたときにちらっと見えるデザインカラーです。
インナーカラーの魅力
– さりげなくおしゃれを楽しめる – 表面は落ち着いた色にできるので職場でも安心 – 耳にかけたときに変化が出て気分転換になる
伸ばし途中の髪は「変化が少なくて飽きる」という悩みが出やすいですが、インナーカラーを取り入れることで新鮮さをプラスできます。
伸ばし途中でもきれいに見せるコツ
ボブからミディアム、ロングへと伸ばしていく過程では「中途半端な長さでまとまらない」というお悩みが出てきます。
そこで大切なのは「伸ばす前提のカット」をすることです。
今回のように、
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ベースラインをしっかり整える
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厚みを調整して軽さを出す
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レイヤーを入れすぎない
という工夫をすることで、伸ばしていく途中でもきれいなシルエットを保つことができます。
まとめ:クセ毛も個性に変えて楽しむ大人ボブ
今回ご紹介したお客様は、クセ毛で襟足が扱いにくいというお悩みを持ちながらも、ボブスタイルに整えることで毎日のお手入れがぐっとラクになりました。
さらにインナーカラーを加えることで、伸ばし途中でも飽きずに楽しめる仕上がりになっています。
「クセ毛だから…」と諦めてしまうのではなく、クセ毛を活かしたデザインを取り入れることで、むしろ魅力的なスタイルに変えることができます。
もしあなたも、
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襟足のクセで困っている
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髪が厚くてまとまらない
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伸ばし途中でもきれいに見せたい
と感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの髪質やライフスタイルに合わせて、毎日が楽しくなるようなボブスタイルをご提案いたします。
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Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)