毛量が多くても扱いやすい髪に!レイヤーとフレンチカットグランで叶える自然な軽さと美シルエット

毛量が多くても扱いやすい髪に!レイヤーとフレンチカットグランで叶える自然な軽さと美シルエット
毛量が多いと悩んでいるあなたへ
「とにかく髪の量が多くて重たい」「毎朝のセットが大変」「すいてもすいてもすぐに広がってしまう」…そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、このような多毛さんこそ、正しいカット方法を選ぶことで、ぐっと扱いやすく、シルエットも美しく、毎朝のストレスから解放される可能性があるんです。
今回は、毛量が多いお客様に施術した、「レイヤーカット+フレンチカットグラン+質感調整カット」で作る理想のスタイルをご紹介します。どのように悩みを解決し、どんな気持ちの変化があったのか、ぜひ最後までご覧ください。
毛量が多いからこそ生まれる悩み
今回ご来店いただいたお客様は、髪の量が非常に多く、「とにかく軽くしたい」「だけどペラペラにはなりたくない」といったご相談でした。
■お客様の気づいていた悩み
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髪が重たく、セットがうまくいかない
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暑くて首元がムレる
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ボリュームが出過ぎてしまい、膨らんで見える
■美容師として見つけた隠れた課題
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首元に髪が溜まり、シルエットが丸く見えてしまう
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表面の動きがなく、全体的に重く見える印象
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毛先が揃いすぎて動きが出にくく、老けた印象になってしまうリスクも
こうした悩みは、単に「すく」だけでは解決しません。毛量の多さをコントロールしながら、スタイルのバランスを整えるためには、戦略的なカットが必要になります。
施術内容:ベースカット+フレンチカットグラン+質感調整
今回の施術で行ったのは以下の3ステップ。
1. ベースカットでレイヤーをしっかり設計
まずは、全体の骨格・髪質・毛流れを見ながら、レイヤーをベースに入れていきます。ポイントは「形を崩さず軽く見せる」こと。毛先がまとまるギリギリのラインを見極めて、動きのあるシルエットに。
2. フレンチカットグランで根本から厚みを取る
通常のすきバサミでは、毛先ばかりがスカスカになってしまいがちですが、フレンチカットグランは特殊なテクニックと専用のハサミにより、根本から毛量を調整できます。これにより、内側から自然にボリュームダウンでき、全体の形を美しくキープできます。
3. 質感調整カットで毛先の動きを演出
最後に、レイヤーの動きが自然に出るように、毛先の質感を丁寧に整えます。ここでは、削ぎすぎてペラペラにならないよう細心の注意を払いました。
施術後の仕上がり
レイヤースタイルの綺麗な形をキープしつつ毛先は軽い質感に。首元がすっきり見え、レイヤーの動きが女性らしい柔らかさを演出。
なぜ「すきすぎ」はNGなのか?
「軽くしたい」と願うあまり、すきすぎてしまうと、実は逆効果になることも。
■すきすぎのデメリット
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毛先がペラペラしてスタイルの形が崩れる
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広がりやすく、パサついて見える
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レイヤーの動きが不自然になる
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ヘアケアが大変になる
正しい毛量調整には、全体のバランスを考えたカット設計と、質感を見極める技術が不可欠なのです。
自宅でのケアもラクに
軽くなっただけでなく、お手入れもしやすくなったと好評だった今回のスタイル。
■おすすめのホームケアポイント
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乾かすときは、根元を先にしっかり乾かす
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スタイリング剤は軽めのワックスやバーム等を使う(オイルもオッケー)
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アイロンやコテは150℃以下で柔らかく動きを出す
また、重たい部分が減ったことで、トリートメントも浸透しやすくなり、髪質自体が改善されやすくなります。
よくある質問(Q&A)
Q:レイヤーって古いスタイルになりませんか?
→今のレイヤーは“軽やかで女性らしい”印象がポイント。動きを出すデザインとして再注目されています。
Q:ペラペラにならないか心配です。
→今回のように質感調整とフレンチカットグランを組み合わせることで、形を保ったまま自然な軽さが出せます。
まとめ:毛量を味方にしたスタイルで、日常がもっとラクに
「毛量が多い」という悩みは、実は“可能性”でもあります。しっかり設計されたカットで、あなたらしい美しいスタイルを手に入れることができます。
「軽くしたいけど形は崩したくない」
「すっきり見せたいけどペラペラにはなりたくない」
そんな方には、今回のようなスタイルがおすすめです。
ご相談はお気軽にどうぞ
あなたにぴったりの“軽やかヘア”を一緒に見つけましょう。 「レイヤーにしたいけど不安」「毛量が気になっている」など、どんな小さなことでも大丈夫です。お気軽にご相談くださいね!
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Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)