メンズにもオススメ♫色落ちまで楽しめるパープルダブルカラーの魅力とは?

メンズにもオススメ♫色落ちまで楽しめるパープルダブルカラーの魅力とは?
はじめに
こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です。
今回は、ダブルカラーで“色落ちする過程も楽しめるパープルヘア”をご紹介します。メンズスタイルでも扱いやすく、ダメージを最小限に抑えた施術方法とホームケアのコツを、プロの視点で詳しく解説します。
お客様のご希望とBeforeの状態
今回のお客様は、これまでグレー系カラーで楽しんできていましたが、新たに深みのあるパープルを試したいというご希望でした。
ご自宅ではフィヨーレ・クオルシアのカラーシャンプーをご使用いただいており、「黄色に戻りづらく、色味が長持ちしている」という状態でした。メンズスタイルで短い分、毛先を切りながらダメージ部分をなくし、ブリーチ履歴があるものの比較的安定した状態でした。
お客様自身は「色落ちの過程も楽しみたい」「濃い色味で印象を変えたい」とのご希望だったので、美容師視点として「補色的なパープルだけでは発色に深みが足りない」「ダメージを配慮して薬剤選びと使い方に注意が必要」などのポイントがありました。
カラー選定のポイント
黄色味を抑えるだけの補色としてのパープルではなく、主役として映える深いパープルを作りたいと考えました。
そのため、濃いめのパープルベース+レッドバイオレットのミックスを採用。 このミックスにより、色落ち初期の黄ばみ抑制だけでなく、ツヤと深みを兼ね備えた印象的な色味を再現しました。
加えて、トーン設定にもこだわり、クール寄りながらも温かみのあるバランスを意識しました。
黄色味を抑える補色だけでは足りない理由
補色の理論では黄色味抑制でパープルを使いますが、単色では薄く見えやすく、一日で褪せてしまうことも。
そこで、補色の役割と色味の主張を両立するために、濃さと赤みを含む配合を選びました。 こうすることで、色持ちが良く、色落ち前後の印象変化も楽しめるスタイルとなります。
施術プロセスとダメージケア
まずブリーチですが、お客様の髪質と過去の履歴を確認したうえで、黄ばみを中和しながらも髪への負担を抑える処方を選定。
オンカラーではダメージ最小限処方のカラー剤を使用し、オキシとトリートメントをミックスして調合。これにより、ブリーチ直後でも髪への負荷を軽減しつつ、しっかりした発色を得られます。
さらに、塗布の順番と時間を調整し、毛先はやや短めの放置に。根元と中間部分はトーンアップを目的に若干長めに放置。
全体にムラがなく、均一な発色を目指しました。
仕上がりとお客様の反応
完成したパープルヘアは、深い紫にレッドヴァイオレットの温かみがほんのり見える、上品な仕上がりでした。
ツヤや透明感がありつつ、光が当たると赤みがほのかに感じられる絶妙なバランスに。 お客様からは「凄く良い色です!」と喜びのお言葉を頂きました。
色落ちを楽しむポイント
パープルは色落ちの過程も美しいので、ホームケアが鍵です。 おすすめはフィヨーレ・クオルシア カラーシャンプーで、黄ばみを抑えながらカラーを維持できます。 週1〜2回の使用で色味が長持ちし、色落ちのプロセスを滑らかに感じられます。
さらに、フィヨーレコスメティクス プリフィカシリーズのシャンプー・トリートメント使用と、熱や紫外線からの保護を心がけていただくことで、色持ちと髪の健康を維持できます。
他のスタイルとの比較(応用例)
グレー系→パープル系へのカラー変化は、「黄ばみ抑制」だけでなく「印象変化」を伴うため、ネクストステップとしておすすめです。 他にも、ブルー・アッシュ・ピンク系などへの展開も可能ですが、パープルは男女問わず派手すぎず洒落感があるため、メンズスタイルでも取り入れやすいカラーです。
まとめ
今回ご紹介したのは、ただの補色ではなく、色落ちも楽しめる深みのあるパープル。 ブリーチによるダメージ抑制や、カラー剤・オキシ・トリートメントの調合、ホームケアの選び方までトータルでケアしています。
これまでカラーでのダメージや色落ちが不安だった方も、サロンでの施術内容とご自宅でのケアの両立があれば、比較的安心して挑戦いただけるかと思います。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたにぴったりのカラーを一緒に見つけましょう。
ご予約・お問合せはお気軽に♫
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では!
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)