美容師的「ちょっと待った!」自宅シャンプー&トリートメン トの正しい使い方

こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です!
今回はご自宅でのシャンプー・トリートメントの使い方についての記事です。
美容師的「ちょっと待った!」自宅シャンプー&トリートメン
トの正しい使い方
毎日のシャンプー&トリートメント、正しく使えていますか?
美容師としてお客様の髪を触るたびに、「これは間違った使い方をしているな…」と感じることが多々あります。
実は、ほとんどの方が 自己流の間違ったやり方 をしていて、それが髪のトラブルにつながっているかもしれません。
そこで今回は、 シャンプー&トリートメントの正しい使い方 を詳しく解説します!
1. シャンプーは髪につける?「ちょっと待った!」
まず、皆さんに質問です。
シャンプーをどこからつけていますか?
「髪の毛につけて泡立てている」という方、多いのではないでしょうか?
実はこれ、美容師的に 「ちょっと待った!」 なんです。
シャンプーの本来の目的とは?
シャンプーは 「髪を洗うため」ではなく「地肌を洗うため」 のものです。
頭皮の汚れや皮脂をしっかり落とすことで、健康な髪が生えてきます。
髪に直接シャンプーをつけると、泡立ちが悪くなり、結果として シャンプーを無駄に多く使ってしまう ことになります。
正しいシャンプーのやり方
- 髪と地肌をしっかりすすぐ
→ 予洗い(シャンプー前のお湯洗い)で 汚れの7〜8割は落ちる と言われています。 - シャンプーを手のひらで泡立てる(手全体に馴染ませる)
→ 原液をそのまま髪につけずに 手のひらで軽く泡立てる(馴染ませる) のがポイント。 - 地肌につけて、指の腹でマッサージするように洗う
→ 爪を立てずに、頭皮をマッサージするように洗いましょう。 - しっかりすすぐ(特に後頭部)
→ 洗い残しがあると、かゆみやフケの原因になります。
特に 美容室専売のシャンプー は市販のものに比べて泡立ちが穏やかなので、
「泡立たないな…」と感じる方は、しっかり 予洗いをする&手のひらで泡立てる ことを意識してみてください。
2. トリートメントのつけ方「ちょっと待った!」
シャンプーの後、皆さんはトリートメントをどこにつけていますか?
「全体につける」という方、 ここで「ちょっと待った!」 です。
トリートメントは髪の根元につける必要はありません!
トリートメントはどこに必要?
髪のダメージが出やすいのは 中間〜毛先。
根元の髪は新しく生えてきたばかりで、まだダメージが少ない状態です。
しかし、根元にトリートメントをつけると、
・ ベタつきやすくなる
・ ボリュームが出にくくなる
・ 頭皮に残ると、毛穴詰まりの原因になる
というデメリットが!
正しいトリートメントのつけ方
- 軽く水気を切る
→ 髪がびしょびしょのままだと、トリートメントがうまく浸透しません。 - 中間〜毛先にしっかりなじませる
→ 毛先を中心に、髪に揉み込むようになじませましょう。 - 2〜3分放置するとより効果的
→ すぐ流すよりも、少し時間をおくと髪にしっかり浸透します。 - 根元にはつけない!
→ 「頭皮ケア用」のトリートメント以外は、基本的に根元につける必要なし。
3. 流し残しが意外と多い!
シャンプーもトリートメントも、実は しっかり流せていない ことが多いんです。
特に流し残しやすいのが…
✅ 後頭部の髪が厚い部分
✅ 首の付け根(ぼんのくぼ)のあたり
ここにシャンプーやトリートメントが残ってしまうと、
・ かゆみやフケの原因 に
・ 毛穴詰まりによる抜け毛 のリスク
・ 髪がベタつきやすくなる
正しいすすぎ方
- シャンプー後は最低でも1分以上すすぐ!
→ 髪ではなく、地肌をしっかりすすぐ ことを意識。 - 手ぐしを通しながら流す
→ ゴシゴシこするのではなく、指で髪をとかしながら流しましょう。 - 後頭部&首元は特に入念に!
→ 髪を持ち上げながら、お湯をしっかり当てるのがコツ。
まとめ:美容師的に「ちょっと待った!」をなくそう!
あなたのシャンプー&トリートメント、間違っていませんか?
✅ シャンプーを髪につけている → 地肌を洗うために泡立てて(馴染ませて)から地肌へ!
✅ トリートメントを根元につけている → 中間〜毛先だけに!
✅ すすぎが足りていない → 後頭部&首元を意識してしっかり流す!
これらを意識するだけで、髪の仕上がりが 格段に変わります!
毎日のシャンプー&トリートメント、 正しい方法 でより美しい髪を目指しましょう!✨
では!
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)