女性も悩んでる抜け毛薄毛対策
こんにちは。
しょうへいの店西長岡店
カット⭐︎真古都堀真古都です。
最近、男性だけでなく、女性からも抜け毛が気になるというお悩み合併増えています。
ホルモンやストレス「女性の抜け毛の原因」は複雑
男性の抜け毛・薄毛に最も多い“男性型脱毛症(AGA)”には、男性ホルモンが関与しています。原因はある程度解明されているため、治療の方針も定まっているそうですが、一方女性の抜け毛や薄毛はというと…?
女性の抜け毛の原因としては、男性と同じく“髪の成長に関与するホルモンバランスが変化すること”、そして“血流が低下して、毛根に酸素や栄養が届きにくくなること”が考えられます。ただしその背景には、女性ならではのホルモンの変化や、ライフステージの変化が複雑に関係していて、男性のように“これが原因”と特定するのが難しい状態です
女性は思春期、妊娠・出産の経験、そして更年期と、女性は一生の間にホルモンがダイナミックに変化します。それにともない一生の間に何度か“髪が抜けやすいタイミング”が存在するそう。さらに、仕事と家庭の両立や家族のケアなど、女性特有の環境ストレスが複雑に絡み合って、抜け毛・薄毛の原因に繋がっているそうです。
抜け毛が始まる「平均年齢」は?若い世代はダイエットに注意
一般的に、抜け毛や薄毛が気になり始めるのは、30代後半くらい。まずは髪の質感が変化して、ツヤ感低下やうねりが発生します。そして40代に入ると、“分け目が透ける”“髪を結んだ時に量が減った”“根元がふんわり立ち上がらない”など、目に見える変化を実感する女性が増えています。
【主な女性の脱毛の種類と原因】
びまん性脱毛症
血流の低下や、女性ホルモンの低下など、様々な原因が関係して発生する脱毛。加齢とともに発生することが多く、髪が全体的に薄くなっていきます。
FAGA (女性男性型脱毛症)
加齢によるホルモン低下によって生じる脱毛です。男性と違って生え際のラインは変わらず、髪全体が薄くなり、特に頭頂部が透けやすい傾向があります。
分娩後脱毛症
出産前後に女性ホルモンの分泌量が変化することで生じる脱毛です。1年~1年半程度で自然に元に戻りますが、高齢出産や多胎出産などのハイリスク出産で体力の回復が遅い場合、戻りにくいケースも。
円形脱毛症
本来は体を守るリンパ球が毛根にダメージを与え、円形に脱毛する自己免疫疾患の一種です。年齢に関係なく発生し、ストレスが関与すると言われていますが、科学的根拠は今のところありません。
牽引性脱毛症
ポニーテールなど、同じ髪型を長く続けることで発生する脱毛です。髪を引っ張ることで毛包が萎縮したり、毛根の血流が阻害されることが原因と言われています。
頭皮のトラブル
皮脂に汚れや雑菌が繁殖したり、過剰な洗浄から乾燥を引き起こすなど、頭皮のトラブルから発生する脱毛です。
円形脱毛症は「アレルギー」の一種
年代に関係なく発生する抜け毛の一つに“円形脱毛症”があります。頭部を含め色々な場所に発生し、円形に毛が抜け落ちる症状で“10円ハゲ”と呼ばれることも
円形脱毛症は、加齢にともなう抜け毛とは異なり“アレルギーの一種”です。免疫細胞のリンパ球が、本来は自分の仲間である毛根の細胞を敵とみなして、攻撃してしまうことで起こります。毛根にダメージを受けた結果脱毛が起こりますが、その原因や、なぜ円形に脱毛するかなどは、まだよくわかっていません。
抜け毛の対策には「食べ物」と「睡眠」が大切
抜け毛や薄毛対策に自分で実践できることとしては“食生活を見直すこと”“良質な睡眠をとること”、この2点が大きいそうです。
食べ物に関してはビタミン、ミネラル、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂取することが理想です。特に髪を作るタンパク質や、タンパク質の合成に関わるビタミン B 群を積極的に摂取しましょう。スタイルを気にして過度なダイエットを実践すると、髪に栄養が行き渡らず1本1本の毛がやせ細ってしまいます。食事制限する場合でも、無理はせず栄養のバランスに配慮してほしいところです。
睡眠時間は、毎日最低5~6時間は確保して。なるべく“夜寝て朝起きる”、太陽のリズムとともに就寝・起床すると、髪の成長に関与するホルモンのバランスが整いやすくなります。しっかり睡眠をとることで、抜け毛の原因の1つとなるストレスの緩和にもつながります。さらに細胞の成長を促す成長ホルモンの分泌にも関わってくるので、良質な睡眠を心がけましょう。
自分でできる抜け毛対策として、“毎日のシャンプー習慣を見直すこと”も重要です。きちんと汚れを落とし、清潔に保つシャンプーは、髪の土台ともいえる“頭皮環境”を整える大切なステップ。
「頭皮の脂っぽさや臭いを気にする方もいますが、“洗いすぎ”には注意が必要です。女性の場合、総じて頭皮がオイリーな方は少ないと言えます。頭皮が乾燥しているのに洗浄力が強いシャンプーを使うと、乾燥やダメージが抜け毛の原因になることも。抜け毛が気になる時は、アミノ酸系洗浄成分を配合した“低刺激のシャンプー”に切り替えるのも一案です。
シャンプーをするとある程度髪は抜け落ちますが、抜け毛が気になるときはシャンプーしたほうが良いのでしょうか、それとも少し控えたほうが良いのでしょうか。
頭皮の汚れを落とし、清潔に保つという意味では、汗や皮脂が気になる夏は毎日洗髪して良いと思います。ただし冬場は、頭皮の状態や年齢によって、一日一回もしくは二日に一回の頻度で調整すると良いでしょう。
これから冬にそなえて、バランスのとれた食事、
十分な睡眠、規則正しい生活習慣で
美を保っていけるといいですね。
Writer カット真古都☆堀 真古都(ほり まこと)
Written by: カット真古都☆堀 真古都(ほり まこと)