日本人特有の『絶壁』をカバーする為に気を付けているポイントと、ヘアースタイル!
こんにちは!
美容しょうへいの店今朝白店店長『ヘアーライフアドバイザー』の奥田です!
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日本人特有の『絶壁』をカバーする為に気を付けているポイントと、ヘアースタイル!
【なぜそもそも、絶壁で悩んでいる人が多いのか?】
「絶壁」後頭部が平らになっている事を指しますが、これで悩んでいる方はとにかく多いですね。絶壁だと、ヘアースタイルもペチャンとして見えてしまって、綺麗な形に見えなかったり、欲しいボリュームが出づらくなりますから。
では、なぜそんなに絶壁の方が多いのか…
日本人の特有⁇として、赤ちゃんの頃から仰向けで寝ていますよね?欧米では赤ちゃんはうつ伏せで寝てる事が多いみたいなんです。
まだ骨が柔らかい状態の赤ちゃんが、ずーっと仰向けで寝ていたら…
後頭部が平らになっていくのは目に見えてます。(^^;
それによって、日本人は絶壁が多いというのが1番良く聞く原因でしょうか。
まぁ、中にはそうじゃない方もいるので全ての人に当てはまりはしないと思いますが!
なので、「私凄く絶壁だから…」って悩んでいても、大体の日本人は絶壁なので安心⁈して下さいね!あなただけではありませんから!
【絶壁をカバーする為に!カット&ヘアースタイル編】
では、その絶壁をどうカバーしていくのか?
これは、カットとヘアースタイルでカバー出来るんです!
カットで僕が気を付けているポイントは
ヘアースタイルの形をしっかり創る!
という事!カットをする上でこれが凄く重要になります!
カットの技法も様々ありますが、中には髪を梳いて形を創るなんてやり方もある様です。
これはこれで、きっとメリットがあるんでしょうけど、僕はしません。
何故なら、髪を梳くだけでヘアースタイルの形は創れないからです。
梳いただけで、創ったスタイルはメチャクチャ軽くなるし最初は良いかもしれませんが、ヘアースタイルのモチが悪いのと、全体的に髪が細くなってしまうのでスタイリングもしにくいんですよね。
梳くのはあくまで、ヘアースタイルの形をしっかりカットしてから!形がある上に、梳きやテクスチャー(髪の質感)を入れる事で、スタイリングがしやすく、モチが良いヘアースタイルになると僕は考えています。
あと、後頭部にかかってくる髪をどこから持ってくるのか?が大事。これは後でスタイリングのやり方の所でもお伝えしますが、形を創るカットの段階で何処に、何処の髪が落ちてくるのか?かかってくるのか?を計算しながらカットをしています。
でないと、お客様が自分で乾かしたり、スタイリングしようとしても、美容室と同じ仕上がりになりにくくなりますからね!
それらを踏まえて創ったヘアースタイルがこちら!
こんな感じのショートスタイル!
後頭部がフンワリとしてて、絶壁が全く気になりませんね!
もちろん、後ろから見てもフンワリしています。
このヘアースタイルの詳しいヘアカタログは
↓↓↓↓↓↓↓↓
これも、カットの段階でこの形になる様にカットしています。
このヘアースタイルは絶壁をカバーするのに最も適したヘアースタイルの1つ。
襟足を短く、スッキリさせた上で後頭部にレイヤー(段)を入れます。
ここで一度横からの写真を見て下さい。
襟足(下の方)がスッキリする事によって、後頭部のボリュームが際立ちます。
その上、後頭部にレイヤーを入れて軽くしているので、ブローや特別な技術を使わなくても、ドライヤーで乾かすだけで自然なボリュームが出るんですね!
あと、後ろから見た写真ですが、耳当たり(サイド)から襟足にかけて、斜めに入って来てるのがわかりますか?
首の方に行くにつれて、段々とヘアースタイルがコンパクトになっていきます。
こうする事によって、後ろからみても、サイドからトップにかけての部分がフンワリと大きく見えるので、自然なボリューム感を出してるんですね!
まとめると…
●カットでヘアースタイルの形をしっかり創るのが大事。
●襟足がスッキリする事によって、後頭部のボリュームが際立つ。
●後頭部にレイヤーを入れる事によって、乾かすだけで簡単にボリュームが出せる。
大きく言うとこの3つが、絶壁をカバーする為のカットとヘアースタイルのポイントになってきます。
【絶壁をカバーする為に!家での乾かし方編】
「美容室と中々同じ仕上がりにならない…」
そう感じる方も多いと思いますが、そこも考えながらカットしていると言うのは先に書いた通りですが、ポイントは…
トップの髪を後ろに持って行きながら乾かす!
事です!
鏡で前から見たときにトップの辺りの髪(1番後ろに見える部分)を後ろに持って行ってみて下さい。
鏡で見える所全てを前に持ってきて乾かす方がほとんどの様なんですが、それだと後ろにある髪しか後ろに残らないんです。
そうなると絶壁の出来上がりです。笑
なので、1番後ろに見えるトップの髪を後ろに持って行くのが大事!
文書だけでは分かりづらいと思いますが、これはサロンでもお客様に必ずお伝えしています。
そして、そう乾かす事で絶壁をカバーできるカットをしてありますので、安心して下さいね!
どうでしょうか?多くの方が悩んでいる絶壁。それを解決する為に、僕が普段から気を付けているカット技術と、それに合ったヘアースタイルをご紹介しました。
長々と書いちゃいましたけど、これで必ず絶壁のお悩みは解決しますよ!
詳しく知りたい方や、とにかく絶壁でヘアースタイルがペチャンとして悩んでいる方は、お気軽にご連絡下さいね!
ではっ!
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)
Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)