ブリーチを使ったダブルカラーの色持ちと美髪を叶えるメンテナンス完全ガイド

こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です!
今回はダブルカラーをしている方に是非読んでもらいたい記事です!
ブリーチを使ったダブルカラーの色持ちと美髪を叶えるメンテナンス完全ガイド
髪色をもっと自由に――そんな願いをかなえてくれるのが、ブリーチでベースを明るくし、その上から好きな色味をのせる「ダブルカラー」です。透明感あるハイトーンからエッジの効いたビビッドトーンまで表現の幅は無限大。しかし、美しい仕上がりの裏側では「ダメージ」と「褪色」という二つの難題が常に待ち受けています。本記事では、施術直後のツヤと色を長く楽しんでいただくために欠かせないホームケアを中心に、サロンワークで培った現場目線で解説していきます。
1. ダブルカラーの宿命 ブリーチダメージとは?
ブリーチ剤はメラニン色素を分解し、髪内部を一気に明るくします。その過程で髪表面のキューティクルが開き、内部のタンパク質結合も切断されるため、質感は乾きやすく切れやすい状態に。軽く触っただけで絡まる、濡れるとゴムのように伸びる…そんなトラブルが起こりやすくなります。だからこそ、ダメージケアは施術当日から“待ったなし”です。
2. 色落ちのスピードは想像以上
せっかくオンカラーで理想の色味になっても、キューティクルが開いたままだと染料が逃げやすく、早ければ1週間で「なんとなく黄色っぽい」と感じ始めるお客さまも少なくありません。特に寒色系やパステル系は退色が早く、色持ちの差はホームケア次第と言っても過言ではないのです。
3. ダメージケア編 サロン+ホームの“二段構え”が鉄則
3-1. サロントリートメントの役割
施術直後に行う集中トリートメントは、毛髪内部に疑似タンパク質やCMC(細胞間脂質)を補給し、キューティクルを補強します。ここでベースを整えることで、後のホームケアの効果を最大化できるのがポイント。
3-2. なぜホームケアが必須なのか
ブリーチ毛は毎日のシャンプーやドライのたびにダメージが進行します。週1回のサロンケアだけでは追いつかず、“毎日×365日”の自宅ケアこそが仕上がりを左右します。
4. プリフィカシリーズで始める“守りの3ステップ”
ブリーチ後の髪には何でも良いわけではありません。フィヨーレコスメティクス「プリフィカシリーズ」は、
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シャンプー:アミノ酸系洗浄で摩擦を抑えながら洗浄
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トリートメント:高密度補修カプセルが内部まで浸透し質感をふっくら
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アウトバストリートメント:熱保護オイルでドライヤー&アイロン熱からガード
の“鉄板3点セット”。この3アイテムを必ず併用することで、洗う→補修→守るの流れが途切れず、ダメージ連鎖を最小限に食い止めます。
▼使いこなしのコツ
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シャンプーは泡立てた後1分ほど“泡パック”。栄養成分を浸透させます。
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トリートメントは毛先中心に塗布し、粗めコームでとかして5分放置。
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アウトバスはタオルドライ後、毛先〜中間を中心に1〜2プッシュ。手に残った分を表面へなじませたら即ドライ。
5. 褪色ケア編 色持ちには「攻め」のカラーシャンプー
プリフィカの補修力で褪色スピードは遅らせられますが、色素自体を補充するアイテムがないと限界があります。そこでおすすめなのが同じくフィヨーレの「クオルシアカラーシャンプー」。毎日のシャンプーで不足した染料を“追い染め”することで、発色を維持しながら退色を穏やかにしてくれます。
5-1. 色味に合わせて選べるラインナップ
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パープル:黄ばみを抑え、シルバー・ホワイト系に◎
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ピンク:ピンクやラベンダー系の柔らかさをキープ
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アッシュ:青みを補い、グレージュ系を長持ち
他にもオレンジやベージュなど、軽8色のラインナップです。
クオルシアカラーシャンプーについてもっと知りたい方はこちらのブログをご覧ください。
→→→→→ハイトーンカラーを長く楽しむ秘訣。フィヨーレ「クオルシアカラーシャンプー」の魅力とは?
5-2. 効果を高める使い方
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予洗い後、クオルシアをたっぷり泡立て5〜10分放置。
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流したらプリフィカトリートメントで補修成分をチャージ。
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週3回を目安に、色落ちが気になるタイミングで調整。
6. プリフィカ×クオルシアの“ハイブリッド運用”で最強コンディションへ
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ダメージケア=プリフィカ
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色素補充=クオルシア
役割を分けて併用することで、手触りと発色の両立が実現します。とくにハイトーンにこそこの二本柱が威力を発揮。しっとり感が戻ることでキューティクルが閉じ、結果としてさらに色素が抜けにくい好循環が生まれます。
7. よくある質問(Q&A)
Q. オイルやバームでスタイリングすると色落ちしやすい?
A. シリコン含有の高粘度オイルを大量に付けるとシャンプーで落としきれず、摩擦が増えて褪色しやすくなります。軽めのミルクやプリフィカのアウトバスオイルを薄く伸ばすのがベター。バーム等使用する場合は少なめを意識して下さい。
Q. 毎日カラーシャンプーを使うと濃くなり過ぎない?
A. クオルシアは業界でもトップクラスに色が入る様になっていますが、連日使用でも過度な発色(暗くなるなど)になりにくい処方。ただしブリーチ回数が多い髪は色の入りが早いので、まずは週3回から様子を見るのが安全です。
8. 次回来店までのベストプラン
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施術当日〜1週間
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プリフィカ3点を毎日使用
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カラーシャンプーは2回/週
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2週目以降
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髪の質感を見ながらカラーシャンプー回数を増減
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4〜6週後を目安にサロンで色味&集中トリートメントをリタッチ
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このペースを守るだけで、ダメージ進行を抑えつつ理想の色を2か月近くキープすることも可能です。
9. まとめ
ブリーチを用いたダブルカラーは、デザイン自由度が高い反面、強いダメージと早い褪色というリスクがセットでついてきます。しかし、
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サロンでの高濃度トリートメント
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ホームケアでのプリフィカ3点フル活用
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クオルシアカラーシャンプーによる色素補充
という三本柱を押さえれば、ツヤ・手触り・色持ちすべてを高水準で維持できます。次のカラーまでの毎日を“ヘアサロン帰り級”に楽しんでいただけるよう、ぜひ今日から実践してみてください。髪は正直。手をかけた分だけ、必ず応えてくれます。
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Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)