【変化を楽しむショートヘア】“いつも同じ”を抜け出す、新しいショートの楽しみ方

こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です!
今回は同じショートスタイルでも、少しの変化で楽しめる幅が広がります!って記事です。
【変化を楽しむショートヘア】“いつも同じ”を抜け出す、新しいショートの楽しみ方
ショートヘアは一見シンプルなスタイルに見えて、実は奥深く、幅広い表現ができるヘアスタイルです。特に今回ご紹介するお客様のように、毎回少しずつ違うショートにチャレンジする姿勢は、ショートスタイルの可能性を最大限に楽しんでいる好例です。
「いつも同じようなショートになってしまう…」
「ショートは気に入ってるけど、なんだかマンネリ気味…」
「ちょっと変えてみたいけど、大きく冒険するのは不安…」
そんな風に思っている方に向けて、今回のスタイル写真を元に、ショートヘアをもっと楽しむヒントをお届けします。
■ 同じ“ショート”でもここが違う!
まずは今回と前回のスタイルの違いを具体的に見ていきましょう。
【今回のスタイル】
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フォルム:グラデーションボブで、重心が低めのシルエット。
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質感:全体的に丸みを帯びた滑らかな仕上がりで、毛先もきっちり揃っていてシャープ。
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前髪:幅広めで厚め、自然なラウンド感があり、顔立ちを優しく見せてくれます。
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印象:落ち着きと大人っぽさを感じさせる、清楚で品のあるスタイル。
【前回のスタイル】
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フォルム:よりタイトで耳後ろがスッキリしているショートスタイル。
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質感:全体に軽くレイヤーを入れてあり、顔まわりにニュアンスを持たせて動きを出している。
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前髪:今回よりも少し狭めで軽やか。サイドバング(こめかみの毛)が顔を包むようにデザインされている。
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印象:軽さと抜け感があり、カジュアルでナチュラルな雰囲気。
どちらも“ショート”でありながら、印象は大きく異なりますよね。
■ なぜ「いつも同じショート」になってしまうのか?
ショートが好きで定期的にカットしているけれど、「写真で見るとあまり変わってないな」と感じたことはありませんか?それにはいくつかの原因があります。
1. ベースカットが同じ
ベースとなるカットライン(例:前下がり、丸みボブ、タイトショートなど)が毎回同じだと、変化が分かりにくくなります。
2. 美容師さんに「完全おまかせ」している
信頼できる美容師さんにお任せするのは良いことですが、好みに偏りがあると自然と似たスタイルに落ち着きがちです。
3. 自分の“安心ゾーン”から出たくない
過去に似合わなかった経験や、冒険した結果後悔したことがあると、保守的になってしまうのはよくあることです。
■ 小さな変化で“大きな印象チェンジ”を!
ここからは、実際にどんな部分を変えることで、ショートに変化をつけられるかを解説します。
① 前髪の幅・厚さ
前髪の広さや厚みは、顔の印象を大きく左右します。
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重めで広い前髪 → クラシカルで落ち着いた印象
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狭めで軽い前髪 → 抜け感がありナチュラルな印象
② シルエットの重心
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高めの重心 → 元気で若々しく、カジュアルな印象
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低めの重心 → 落ち着きがあり、大人っぽい印象
③ えりあしの処理
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パツっとラインを残すか
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自然にぼかして残すか
- 毛先ほ細く軽い感じにするか
で印象がかなり変わります。
④ 顔まわりの毛流れ
サイドに落ちる毛束(サイドバング)やもみあげ周辺を少し残すと、小顔効果にもなり、ぐっと女性らしさがアップします。
■ 「ショートを変える」ためのオススメアクション
1. 気になったスタイル写真を集めておく
PinterestやInstagramなどで、好きなスタイルを保存しておき、美容師さんに見せましょう。言葉で伝えるよりも、イメージを共有しやすくなります。
2. 「何を変えたいか」を明確にする
「雰囲気を柔らかくしたい」「目を大きく見せたい」「首元をスッキリさせたい」など、目的を伝えると、スタイル提案がより的確になります。
3. 「前と同じで」から一歩踏み出す
ほんの少し勇気を出して、「今回は前髪だけ変えてみたい」「サイドの長さをちょっとだけ短く」など、プチチェンジから始めるのも◎。
■ 美容師との信頼関係も大切
変化を楽しむためには、美容師との信頼関係がとても大切です。お客様のように、「今回はこれにしてみたい」と写真を持ち込むのもいいですし、「前回と少しだけ変えてみたい」と相談するのもおすすめ。
美容師側も、お客様の好みやライフスタイル、髪質を理解した上で、“ちょっと新しい提案”をすることで、変化を楽しむお手伝いができます。
■ まとめ
ショートヘアは、ほんの少しの変化でも印象がガラッと変わる、魅力的で奥の深いスタイルです。
今回のお客様のように、毎回少しずつ新しい要素を取り入れていくことで、飽きずに、そして自分らしくショートを楽しめます。
「同じようなショートになってしまう」と悩んでいる方も、まずは前髪、フォルム、質感のどれか一つだけでも変えてみることからスタートしてみてください。
あなたらしいショートスタイル、一緒に探していきましょう。
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Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)