暗い色が残ってしまっている箇所を明るくして、綺麗な髪色に戻しませんか?
こんにちは!
美容しょうへいの店今朝白店店長『ヘアーライフアドバイザー』の奥田です!
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暗い色が残ってしまっている箇所を明るくして、綺麗な髪色に戻しませんか?
『黒染めや、グラデーションカラーなどで一度髪を暗くしてしまうと、その部分が中々元通りの明るい髪色にならない』なんて経験ありませんか?
黒、もしくは暗く染めたところがいつまでも明るくならずに、いつもそこだけ暗くなり、綺麗な一色のカラーに戻らない…。
グラデーションカラーだとデザインでやっているので、しばらく継続しても良いのかもしれませんが、気分は変わるものですし、変化をつけたくなる時は突然来たりしますよね?
暗い色の場合染料が多く含まれている為、一度髪を黒く、もしくは暗くしてしまうと中々明るくならなくなってしまうんですよね。
明るく戻す場合は脱色、いわゆるブリーチをして暗い染料を壊してあげる事が必要になってきます。
しかしここで出てくるのが「ダメージ」。ご存知の通り、ブリーチをすれば髪は当然痛みます。
ダメージを考慮して暗い色のままで過ごすか、ダメージをしてでも綺麗なカラーに戻していくかの選択になってしまいますが、なるべくダメージを抑えつつブリーチをして髪色を戻したお客様がいらっしゃるので、ご紹介しますね!
これはブリーチ後の状態。ビフォーの写真がなく申し訳ありませんが、根元からちょうど10センチくらいの所から15センチくらいの幅で暗くなっていました。(グラデーションカラーで暗くしたところだったんですね。)
そうなると、根元よりの方と毛先の方が明るい状態で、中間よりちょい上くらいが暗い状態だったんですね。
ブリーチで明るくした方が、確実に綺麗なカラーに染まる事をお伝えしながら、お客様の気持ちもしっかり聞いていきました。
そうは言ってもブリーチまでしたくないかもしれませんし、ダメージが伴うことなので僕の判断だけでは当然決められませんからね。(こういった所を勝手にやってしまう美容師さんも多いみたいですが、僕は絶対にしません。)
写真は完全ドライの状態ではないので、多少ウェットになっている所もあり分かりづらいかもですが、しっかり暗かった所が明るくなっています。
ここで、どんなブリーチをしたかを少しご紹介します。
『なるべくダメージを抑えるように』と言っていますけど、ブリーチする事に変わりはない。でもその中で、なるべくダメージを抑えるやり方があるんです。
使用したブリーチ剤はこれ!
クリームブリーチ!
ブリーチ剤にも幾つか種類があるのですが、その中でも一番パワーの弱いブリーチ剤になります。ものすごく明るくしたいわけではなく、暗い色の染料を抜きたいだけなので、弱いパワーのもので十分なんです。
そして、このクリームブリーチにあるものを混ぜてさらにダメージを抑えていきます。
「クリア」と言われる酸性のカラー剤です。このクリアは通常色を薄める時に使うのですが、油が多く含まれているためカラー剤のアルカリ値を下げる役割をしてくれます。髪のダメージはアルカリによって起こるので、アルカリ値を下げるという事は直接のダメージの原因を抑えるということ。
ブリーチには元々色なんてありませんし、むしろ色を壊すわけですから、クリアを入れても何にも色には影響しませんしね。
ブリーチのアルカリ値を下げ、2剤のオキシドールの数値を低いものを使えばかなり髪への負担は減らせると言う事です!
少し専門的な話になってしまいましたが、どうやってダメージを抑えるのかを何となくでもわかって頂ければ嬉しいです。
そして、ブリーチ後にはアッシュ系のカラーをオン!
仕上がりを見てもらえれば、暗くなっていた部分が消えている事が伝わりますかね?
ハンドドライで乾かしただけの状態ですが、特に目立ったダメージもなく仕上がっていると思います。
毛先にも専用のオイルをつけて保護してありましたからね♫
このように色々と対策をしながらブリーチができるので、そこまで心配しなくても暗いところを明るくできるかと思います。
しかし、そうは言ってもブリーチはブリーチ。多少なりとダメージは必ず伴いますので、そこはご了承頂ければと思います。
あと、何回もブリーチを繰り返している方・縮毛矯正をされている方、デジタルパーマをされている方、その他髪の状態によっては今回の施術をお断りする場合もありますので、重ねてご了承頂ければと思います。
暗いところをきれいに明るくしたい、きれいな一色のカラーに戻したいという方は是非お気軽にご相談下さい。
では!
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)
Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)