紫外線による髪・頭皮のダメージ、対策をしましょう!!

2019-05-03(金)  投稿者:石堀慶   カテゴリー:ブログ,今朝白店

こんにちは!

K-POP大好き、ハロプロ大好き、

YouTubeが大好きなぼりりんこと石堀です☺︎

桜の季節が終わりGW中旬。日差しも強くなるこの季節。気になるのは肌の日焼けですよね。ですが、日焼けするのは肌だけではありません。5月のUV-Aは真夏とほぼ同じなんていうデータもあります。また太陽により近い頭皮や髪は肌よりも5倍も紫外線を浴びていると言います。

晴れている日ほど紫外線量は多いのですが、雲がでているからといって侮ってはいけません。薄雲でも90%の紫外線は地上へ届いています。

今日はそんな紫外線による髪や頭皮のダメージについて書いていきます。

☆紫外線のメリット・デメリット

紫外線には悪いイメージしかないかもしれませんが、実は大事な働きもあります。まずはそんなメリット・デメリットを知っていきましょう!

○メリット

・日光を浴びることで体内時計をリセットしてくれる、生活リズムを整える手助けをする

・殺菌効果

・骨の形成や代謝に貢献する”活性型ビタミンD”の生成

○デメリット

・UV-Aによる日焼けで肌が黒くなる

・UV-Bによる日焼けで肌が赤くなりヒリヒリする

・シミなどの肌トラブルを招く

・細胞の老化を進めてしまう”活性酸素”を多く発生する

・免疫力を低下させることで血行が悪くなり、抜け毛や薄毛になってしまう

☆紫外線の種類

紫外線にも種類があるのをご存知ですか?実は3つもあるんです。

①UV-A

太陽から地上届く紫外線のうち、95%以上を占めているのがこのUV-Aです。この後出てくるUV-Bほど有害ではないのですが、長時間浴びてしまうと健康に良くなかったり、肌が日焼けして黒くなってしまう原因になってしまいます。

またガラスや窓などを通過してしまうため、車を運転するときに右手や顔の右側だけ焼けてしまうという方はこのためです。

②UV-B

95%地上へ届くUV-Aとは違い、ほとんどが大気層などで吸収されてしまうのがこのUV-B。ですがわすがな約5%は地上へ届き、皮膚や目など肌に与える影響はとても大きいです。

UV-Bはガラスや窓などである程度カットされます。長い時間UV-Bを浴びていると、日焼けして赤くなったりヒリヒリしたりするだけではなく、皮膚がんの原因になってしまいます。

③UV-C

オゾン層などで吸収され、地上に届くことはありません。

☆紫外線と髪の関係性

日本人特有の黒髪。黒色系のメラニン色素が紫外線を吸収して、紫外線から防御してくれていたのを知っていますか。このメラニン色素のおかげで紫外線による髪や頭皮へのダメージを最小限にしています。

しかし、かといって紫外線によるダメージを決して受けていないわけではありません。髪には肌とは違って、赤くる、ほてる、ヒリヒリするという自覚できる症状はありません。そのため感じにくいことが多いにあります。

髪は”ケラチン”というタンパク質が主な成分になっています。そこに18種類のアミノ酸が結合しています。紫外線はこのアミノ酸同士の結合を切断し、髪の強度を下げたり、キューティクルにダメージを与えます。キューティクルは髪の外側の部分で中の栄養を覆っているため、ダメージが与えられると髪の内部の栄養やタンパク質が逃げてしまいます。

このため、手触りが悪くなったり、切れ毛・枝毛、ハリコシや艶がなくなってしまいます。また乾燥してパサつきやすくなったという人も、紫外線によるダメージが原因かもしれません。

昔、美容室がパーマ屋と呼ばれていたくらい、美容室にはパーマを当てに行くのが主流でした。当時はヘアカラーの普及が進んでいなかったからです。そのため今とは違いヘアカラーをする人はほとんどいませんでした。

しかし今は、若い人でもほとんどの方がカラーをしたことがありますよね。カラーをする時に、髪のメラニン色素を分解し脱色してから染料を入れて発色させます。この仕組みのためメラニン色素が減少し、通常持っている紫外線防御力が弱くなってしまうため、カラーした髪は紫外線に弱いと言えます。また夏の色持ちがすごく悪いと感じる方は、紫外線によりダメージしたキューティクルの部分から、カラーの染料が流れ出てしまったり、紫外線により染料自体の構造が変化してしまい色味が変わってしまった場合が考えられます。

☆紫外線と頭皮の関係性

頭皮も肌と同じような症状が出ます。ヒリヒリしたり、赤くなったり、またや皮膚がむけたりしてしまいます。そして何よりも怖いのが紫外線が、抜け毛や薄毛の原因になっているかもしれないということです。デメリットにも書いたことにプラスして、頭皮の細胞そのものがダメージしている場合があります。髪を作る大切な部分”毛母細胞”がダメージを受けると薄毛の原因になってしまうのです。

☆外出するときはしっかりとUV対策を

顔や体にはしっかりと日焼け止めを塗っていると言う人は多いと思いますが、髪や頭皮に日焼け止めは使っていますか?

顔OK、全身OK、髪の毛にもOKな日焼け止めクリームや日焼け止めスプレーをうまく利用して、紫外線から守っていきましょう!

“髪にもOKな日焼け止めクリーム?”となる方もいらっしゃると思いますが、日焼け止めだけど洗い流さないトリートメントとしても使えるものが美容室では買うことができます。

またスプレーも簡単に付けることができますし、紫外線防御率も業界最高レベルのものを取り扱っています。髪の毛を乾かす前にクリームタイプの日焼け止めをつけて乾かし、出かける前に日焼け止めクリームを顔や体へ付けます。その上からスプレータイプのものを全身や髪に付ければ最強です。日焼け止めは2時間に1度塗り直さなければいけないそうなので、持ち運びしやすいスプレータイプを持っていけば簡単に塗り直すことができます。さらにその上から帽子や日傘などでガードしてあげれば完璧です。

☆海やプールは要注意

わたしは海へ遊びに行った際にすごく髪の毛が痛んだ経験があります。それは強い紫外線に浴びていることもそうですし、海へ入ったと言うことが大きいです。海の塩分やプールの塩素はとても強いです。塩の結晶には水分を奪う性質があります。キュウリや白菜などを塩もみすると水がたくさん出てきますよね。それと同じ状況が髪にも起こっていたら、恐ろしくなりますよね。水分を奪われた髪は手触りが悪く、パサパサしやすくなります。また紫外線からのダメージ、そして水にはキューティクルを開く働きがあるためダメージを受けやすく、髪の内部の栄養が逃げていってしまいます。

これによりわたしの髪の毛は枝毛だらけになりました。髪には再生する機能がないため、こうなったら切るしかなくなってしまいます。せっかく伸ばしていたのに切らざるをえなくなったりしたら嫌ですよね?

そうならないためにも海やプールへ行く際は、いつもより念入りに髪へのUVケアをしてみてください。

☆日焼けをした時のケアが大切です

日焼けした髪や頭皮を洗浄力の高いシャンプーで洗ってしまうとなおさら負担がかかってしまいます。

まずは髪と頭皮、どちらのダメージの方がひどいのか考えましょう。

○頭皮の場合

頭皮が日焼けしてヒリヒリしたり、皮が剥けてきている時は、刺激の少ない優しいシャンプーで洗っていきます。

さっぱり洗い流してくれるものよりも頭皮を保湿してくれるものを選びます。

洗うときもゴシゴシ洗うと傷ついてしまうため、爪を立てないように指の腹を使って優しく優しく洗っていきます。頭皮を揉んであげるようにしてあげると負担が少なくていいと思います。

最後に頭皮マッサージをしてあげると血流が良くなり抜け毛予防にもなります。

頭皮用のトリートメントがあればつけてからマッサージをしてあげます。シャンプーもトリートメントもよく洗い流してあげてください。洗い残しがあると毛穴に詰まってフケや抜け毛につながります。

○髪の場合

上にも書いてある通り髪は再生する機能がありません。そのため一度ダメージしてしまうともう元に戻すことができません。

シャンプーやトリートメントはダメージ補修用のものを使い、これ以上ダメージしないようにしていきましょう。ハイダメージ用のシャンプーなどがあればそちらを使ってください。また、トリートメントではなく、集中補修マスクなどしてあげるのもオススメです。週に1.2度使ってあげると手触りや髪のコンディションが確実に良くなります。

○乾かす際にはトリートメントを

優しくしっかりタオルドライをしてあげます。ゴシゴシしてしまうと髪にも頭皮にも負担がかかるため、優しく揉むように水分を取ってあげてください。

まずは保湿してくれる頭皮用の洗い流さないトリートメントを全体につけましょう。乾燥しないよつに顔に化粧水を付けるのと同じで、頭皮にも化粧水をつけてあげた方がいいと思いませんか?ドライヤーは水分を飛ばして乾かすため、頭皮も乾燥します。日焼けでダメージしている頭皮に何もつけずにドライヤーをして水分を飛ばすと、潤いをなくした頭皮はなお悪化してしまいます。

髪にもダメージ補修用の洗い流さないトリートメントをしっかりつけてあげましょう。オイルタイプよりもクリームタイプの方が、水分量が多いためオススメです。

乾かす際は優しくが基本です。まずは頭皮を乾かしてから上から下に向かってドライヤーを当てていきます。

引っかかるようでしたら、クシでコーミングをしてあげるのですが、やりがちなのが根元の方からクシを入れて無理やり毛先の絡まりを解こうとしてしまうやり方です。これだと無理に引っ張ってしまいプツンと髪が切れてしまいます。クシは毛先に向かってコーミングしますが、毛先の方から順番に根元へ向かってクシを入れていきます。

乾かす際はしっかりと毛先まで乾かしてあげてください。濡れた状態はキューティクルが開いている状態なのでとてもデリケートです。そのまま寝てしまうと枕との摩擦でなおさらダメージしてしまいます。オーバードライにならない程度にしっかり乾かします。

最後の仕上げはオイルです。オイルでコーミングすることによって、枕との摩擦や紫外線から守ってくれます。

これから気になる紫外線。お肌と同様に髪や頭皮もUVケアをして、ダメージさせないようにしていきましょう!!

ぼりりん

Writer 石堀 慶 (いしぼり けい)

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Written by: 石堀 慶 (いしぼり けい)

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