毛量が多くてまとまらない方へ|軽さと扱いやすさを叶えるショートカット術

毛量が多くてまとまらない方へ|軽さと扱いやすさを叶えるショートカット術
こんにちは!美容しょうへいの店今朝白店マネージャーの奥田です!
はじめに
とにかく短くしたい、毛量が多くて扱いにくい──そんなお悩みを抱えるお客様が当サロンにいらっしゃいました。今回は、その方にぴったりの「軽いのにまとまる」ショートスタイルを、フレンチカットグランという技術を使って叶えた事例をご紹介します。
髪の悩みは“量”だけではない
「短くしたい」という言葉の裏には、朝のセットの大変さや髪が広がるストレスが隠れていることもあります。とはいえ、ただ量を減らすだけでは、スタイルがまとまらず逆に扱いづらくなる可能性も。
そこで重要になるのが、「根本から毛量を整える」こと。今回使用したフレンチカットグランは、毛量を減らすだけでなく、髪の根本にアプローチすることで、軽さとまとまりを両立したスタイルを実現します。
フレンチカットグランとは?
フレンチカットグランは、スライドカットやすきバサミと違い、特殊な方法と専用のすきバサミを使用し、髪の根元部分の毛束を間引く技術です。この手法を用いることで…
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根元にボリュームが出すぎず、スタイル全体のフォルムが崩れにくい
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根本が軽くなることで、毛先に自然な動きが出やすくなる
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髪が広がりにくく、まとまりやすい
といったメリットが期待できます。
(フレンチカットグランは講習会を受講しないと出来ない、特殊なカット技法です)
なぜ軽ければいいの?「扱いやすさ」に直結
多くの方がショートにすると「軽やかさ」を求めますが、それが「扱いやすさ」につながっていなければ意味がありません。軽すぎて形が崩れる・セットが難しい、といった仕上がりにならないよう、フレンチカットグランはほどよい軽さとコントロール性を両立します。
お客様のBefore状態
今回のお客様は…
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全体的に毛量が多く、髪が広がりやすい(写真がウェット時なので分かりづらいですが)
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「とにかく短くしたい」と希望
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乾かすだけではおさまりにくく、スタイリングにストレスを感じていた
ただすくのではなく、根本の厚みを重点的に調整する必要がありました。
お悩み解決へのプロ視点
毛量が多い場合、表面の毛量を軽くするだけでは、根本の詰まり感が残ってしまいがちです。特に襟足などは髪が下方向に溜まりやすく、重みが出る部分。これを整えるために、
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根本からの厚み調整
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襟足周りの精密なコントロール
にこだわりました。これにより、毛先の動きやすさを損なわず、シルエットの美しさをキープしました。
施術のプロセスとこだわりポイント
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カウンセリングで悩みをしっかりヒアリング
希望やライフスタイル、日常のセットにかかる時間なども含めて丁寧に伺いました。 -
フレンチカットグランの実施
根本から隙間を作り、髪全体の密度を調整。特に後頭部の下部を重点的に整え、軽やかさをプラス。 -
シルエット調整
頭の形や骨格に合わせてフォルムを整えるようにカット。短さとまとまりのバランスに配慮。 -
スタイリングの確認
ブラシ、アイロン一切使わずハンドドライで乾かして、セルフスタイリングのコツもアドバイス。
ポイント解説
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根本の厚み処理:サイドのハチ(ボリュームが出やすい部分)下・後頭部下部はとくに詰まりやすいため、根本から整えることで“軽さ”を出しつつまとまりを維持。
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骨格補正:頭の形に合わせてフォルムを作ることで、横や後ろから見ても美しいラインを実現。
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セルフスタイル指導:再現性を高めるため、乾かす時の注意点や髪の方向などをフォロー。
Afterの仕上がりとお客様の声
仕上がりには
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「短くなって、髪が軽くなった」
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「乾かすだけでキマる!」
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「私の雰囲気にぴったり」
とお喜びの声をいただきました。扱いやすさもアップし、朝の時間短縮にもつながっています。
ビフォーアフターの変化
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前髪まわりは自然に流れるラインに
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襟足はスッキリしつつ、シルエットを崩さない薄さ
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全体の軽さとまとまり感の両立
こんな方におすすめ
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毛量が多くてまとまらない方
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ショートスタイルに挑戦したいけれど、自分に似合うか不安な方
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朝のスタイリング時間を短くしたい方
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軽いのに広がりにくいスタイルが欲しい方
サロンからのお知らせとご相談受付
当サロンでは、今回のような「軽さと扱いやすさ」を叶えるフレンチカットグランを得意としています。気になる方は、カウンセリングだけでも大歓迎です。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
○お電話 0258−36−9222
○WEB予約 公式予約サイト
○LINE お友達追加後、トークルームにてやり取りが出来ます♫
では!
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)