「なんでショートスタイルが好きなんですか?」お客様の質問にお答えします!
こんにちは!
美容しょうへいの店今朝白店店長『ヘアーライフアドバイザー』の奥田です!
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僕がお客様にご提供している技術は『後ろ姿にも自信が持てる褒められショートスタイル』です!
「なんでショートスタイルが好きなんですか?」お客様の質問にお答えします!
先日お客様から聞かれたことなんですけどね!上にリンクを貼ってある得意な技術について書いた記事を見てもらえば分かると思うのですが、その記事よりももう少し簡潔にお伝えしていきますね。
ショート・ミディアム・ロング、どれも立派なヘアースタイルなのですが、髪が長ければ長いほどヘアースタイルの形がぼやけてきます。長さがあるとカールアイロンで巻いたりして、形や動きを創っていくと思いますが、巻き方でも変わりますし、その時の髪の状態やクセの状態でも変わってくるので、毎回「これ!」という形が創りづらいと思うんです。
「形がぼやける」と表現したのはそういう事で、ニュアンス的な要素が多く入ってきてしまうんですね。もちろんこれは悪い事でも何でもなくそう言ったスタイルですし、そのニュアンスがヘアースタイルの綺麗さや素敵さを表現してくれますので、むしろ良いんです!
しかしこれがショートスタイルになると少し違ってきます。髪が短い分ヘアースタイルの形がハッキリと出てくるんですね。長いとニュアンスの動きがつけやすい、短いとそのニュアンスがつけづらくなると言いますか、長さがない分巻くのも限界がありますしね。
そうなると、ショートスタイルを創る時に最も重要なのは形になります。ミディアムやロングでもそれはあるのですが、特にショートスタイルは顕著に出てしまうんですね。
形を創るのは毛量を梳いたり質感を調整する前の『ベースカット』という段階で行います。
イメージのヘアースタイルを創る為に、
■どのくらいの長さで切るのか?
■どのくらいの角度で切るのか?
■後で毛量を梳いたり質感調整をする為に、どのくらいの長さを残しておくのか?
■頭の形を考慮してどの部分に気をつけるのか?
などなど、ベースカットをする時だけでも考える事は沢山あります。
けど、これが楽しい!!
ヘアースタイルの形がしっかり出て、大事になるからこそ、燃えると言いますか…
いかに綺麗な形でカットするか、お客様がご自分で乾かした時にいかに簡単にその形になるか、これは美容師として技術が問われる所でもありますね。
もちろん、ベースカットだけではなく毛量調整(髪の量を減らす)や質感調整(毛先や毛束の動き)も大事になってきます。
ベースカットで創った形をいかに保ちながらカットしていくか、梳きすぎ・切りすぎで形が崩れないように、尚且つ家でも簡単にスタイリングできるような軽さと毛先の動きを…。むしろドライヤーで乾かすだけで綺麗な形のなるように…。などなど、ここでのカットでも考える事は沢山あります。梳きすぎても切りすぎてもダメですし、ましてやとにかく毛量を減らせばそれでいいなんて事は絶対にありません。いくら形を綺麗にカットしても、この毛量調整と質感調整で壊してしまうケースが本当に多いんです。美容師の「えご」ではなく、ちゃんと扱いやすいヘアースタイルにしなければいけませんからね!ここをやりすぎてしまうと、スタイリングがしにくくなる所か、乾かしても広がったり変なクセがつきやすくなってしまいます。ショートだけでなく、ミディアムやロングでも同じことが言えるので、気をつけたい所です。
この様にカットをする時も大事にしている事は沢山ありますし、とにかくショートスタイルは形が命なので、その形をいかに綺麗に創るか、その上でいかに扱いやすいスタイルにするかが重要なポイントですし、これがショートスタイルの楽しい所でもあります。
僕がショートスタイルを好きな理由が伝わって頂けたでしょうか?
ヘアカタログにもショートスタイルが沢山載っていますので、是非そちらもチェックして下さいね!
では!
Writer 奥田辰也(おくだ たつや)
Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)