「重たく見えない」「大人っぽくなりすぎない」ロングカールスタイル!

2019-05-07(火)  投稿者:奥田辰也   カテゴリー:ブログ,今朝白店

こんにちは!

美容しょうへいの店今朝白店店長『ヘアーライフアドバイザー』の奥田です!

 

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「重たく見えない」「大人っぽくなりすぎない」ロングカールスタイル!

 

 

今日は新しくヘアカタログに掲載したヘアースタイルについてのブログです!

ショートスタイルが多く掲載されている奥田のヘアカタログですが、今回はロングスタイルを掲載しました!

 

 

 

このスタイルのヘアカタログはこちら!

 

 

 

タイトルにもあるようにロングカールスタイルと言うと、毛先がボテっと重たく見えてしまったり大人っぽくなり過ぎてしまう傾向にありませんか?もちろんそうしたくてしている方は別ですけど、「ロングでありながらもそう言った感じにはなりたくない」という方も少なくないと思います。

今回はそう言った方にオススメしたいヘアースタイルであり、ブログですので是非参考までに読んで下さいね!

 


 

 

『重たく見えない』

 

まずはここについての話を。ロングカールスタイルで重たく見えてしまう僕が考える要因としては2つあります。

1つ目はカット。まずカットの段階で必要な軽さを出せていなければダメですよね。ある程度のレイヤー(段)と毛量、質感調整で必要な軽さを出していきます。ヘアースタイルの形を創るベースカットでレイヤーを入れ、一度乾かした後に毛量質感調整のカットをしていきます。ベースカットが大事なのはもちろんなのですが、今回のスタイルの様に「ロングスタイルだけど全体がフンワリ毛束が動いている状態」を創るには毛量、質感調整が大事になってきます。毛量調整は元々の毛量に合わせてカットしていき、基本的に髪の中間部分の毛量を取っていきます。根元から取りすぎると髪が広がりやすくなり必要なまとまりがなくなってしまいます。そして、毛先を取りすぎると髪がバサバサしてしまい綺麗なスタイルに見えなくなってしまうんですね。毛量調整にはセニングシザーという特殊な刃の形状をしたハサミを使いますので、そこを理解して使わないと大変な事になってしまうんです。

そうは言っても、毛束が軽く動くような質感を創るには毛先の軽さも重要なポイントになってきます。そこは質感調整として通常のハサミを使っていきます。(…と言っても、質感調整用のハサミを使うんですけどね。)

髪の中間から毛先にかけて、細くなるようにカットしていきます。あと、頭の形状でボリュームが出やすい所にはあえて根元よりからハサミを入れて、広がりに影響が出ないようにカットして厚みを取っていきます。毛束の動きを出しながら不要な厚みを取り、より全体が軽く見えるようにするんです。ただ毛量を取っていくのと、髪の厚みを取っていくのとでは意味合いが違ってくるんですよね。

これらのポイントを大事にしながら、まずはカットをしていきます。

 

 

そして2つ目はカールアイロンの巻き方。あっ、今回のスタイルはカールアイロンを使用しているんです。パーマでも同じようなことが言えますが、今回はカールアイロン主体で説明していきます。

ご自分で自由自在にカールアイロンを使って色んな巻き方ができるって方は中々少ないと思います。カールアイロンで巻いた時に重たく見える要因は「全て同じ方向で巻いてしまい、髪が重なってしまう」からなんです。

自由自在にカールアイロンを使うのが難しいからこそ、顔の方(前方)に向かって毛先〜中間を巻いてしまいませんか?

そう言ったスタイルもあるのでこれが悪いわけではないのですが、全部同じ方向に巻いてしまうと髪が同じ方にしか動かないので、まとまったカールスタイルになってしまうんです。ではどの様に巻けばいいのか?今一度スタイルを見てみて下さい。

 

 

 

 

 

どうですか?全て同じ方向には巻かれていないですよね?どうやって巻いているかと言うと、横を三等分にして髪を真横に取り分けアイロンを上下交互に入れていきます。取り分けた髪は床と平行になるくらい持ち上げて根元を下から挟んだら、中間は上から挟み、毛先はまた下から挟むといった感じで巻いていきます。(長さによって上下の回数は異なってきます。)そうする事によってスプレーワックスなどのスタイリング剤をつけた時にランダムに毛束が動きますし、自然なフワッとした質感が出せるんです。

今回の巻き方を波ウェーブと言いますが、これが難しかったら髪を縦に取り分け、前方後方と前後交互に巻いていくのもアリです。これでもランダムな動きは出せるかと。

スタイリング剤はスプレーワックスなど重たくならない物をオススメします。ハード目のワックスなどはどうしても重たくなってしまうので、軽い動きを出したい時にはあまり合わないかと思います。

 

 


 

『大人っぽくなりすぎない』

 

これについては何と言っても前髪でしょう。前髪が目の上までカットしてある事によって可愛さもプラスされるので、大人っぽい雰囲気になりがちなロングカールスタイルでも、大人っぽくなりすぎずに済みます。

前髪1つでスタイルの雰囲気やその人の雰囲気が変わってきます。長さや、形、厚さ、左右のバランスなどに変化をつけていくと前髪だけでもかなりのパターンが創れますし、顔の形に合わせて創る事で好印象に魅せることもできます。

今回は目の上の長さにしてありますが、もう少し長いだけでもうちょっと大人な雰囲気になるんです。

ここは好みもありますので、お客様とよく相談してから決めています。もちろん僕なりのご提案はさせて頂きますが、前髪は自分で一番見えるところであり、気になるところでもあるので、僕の判断だけで勝手には切れませんからね♫

どの長さで、どんな形でどのくらいの厚さが良いのか…。ヘアースタイルの雰囲気を左右する大事なポイントなので、よく相談して決めていきましょうね!

 


 

『まとめ』

 

カットとカールアイロンの使い方が大事になってくる今回のヘアースタイル。それぞれのポイントを書いてきましたが伝わったでしょうか?どれも今回のヘアースタイルを創るのに欠かせないポイントです!

ロングカールスタイルにしたいけど、重たくなりたくない方や大人っぽくなりすぎたくない方には是非参考にしてもらえればと思っています!

今回のヘアースタイルが掲載されている奥田のヘアカタログはこちら!

↓↓↓↓↓

毛束が柔らかく動くロングカールスタイル

 

 

では!

 

 

Writer 奥田辰也(おくだ たつや)

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Written by: 奥田辰也(おくだ たつや)

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