身体を温めよう!身体を温めるとどのような変化がおこるのか。

2019-12-20(金)  投稿者:笠井 めぐ美   カテゴリー:ブログ,西長岡店

こんにちは、しょうへいの店西長岡店スタイリストの笠井です。

冬になると、気温が下がり

私たちの体は体温を下げないために
筋肉を収縮して熱を発生させようと頑張ってくれます。

つまり体を温めるために気づかないうちに軽い筋トレをしているようなものなんです、
これが肩こり、疲労感の原因に。

現代社会では、冷え性に悩んでいる人が年々増加しています。個人差はあるものの、冷えを辛いと自覚している人の割合が、女性の半数~7割、男性でも1割近い存在することが報告されているそうです。

しかし、冷えること自体は病気でないため、それほど深刻には捉えられていないのが現状です。

そこで、冷え性が起こる理由から、身体を温めることの意義について考えてみたいと思います。

1.冷え性はなぜ起こるのでしょう?

まず考えられるのは、運動不足による筋肉の減少、ストレスなどによる自律神経の異常、さらには高齢者では動脈硬化による血流障害など生活習慣に大きく依存しています。

また、冷たいものを飲んだり、身体を冷やすような食べ物といった食習慣により、内臓血流を低下させることも知られています。

身体が冷えると、体温を37度前後に保つために、四肢末端や皮膚表面の血管を収縮させることで熱の放散を防ぎ、中心温度を上げ、生命活動を維持するために必要な酵素や内臓の働きを維持するように働きます。

そのため、身体が冷える冬場は特に冷えが多いのです。

このように冷えは生活習慣の表れであり、生活習慣の乱れが冷え性の原因と言っても過言ではないでしょう。

以上のことから、冷え性の改善には生活の根底を見直すことが何よりも大切です。

2.身体を温めるとどのようなことが起こるのでしょう。

身体を温めると血液循環が改善するとともに、四肢末端や皮膚表面の血管が拡張することで血管を支配する自律神経が調整されます。特に、血管の拡張は副交感神経の作用であるため、四肢を温めると副交感神経が優位になり全身がリラックスした状態を作り、ストレスの改善にも役立ちます。

さらに、体温が上がることでお腹の働きを助ける酵素が働きやすい環境を作ることから、消化吸収がスムースに行われる結果、身体のコンデションニングが行えたり、免疫細胞を活性化することで風邪やアレルギーの予防につながります。

このように、身体を温めることは循環を改善するだけでなく、自律神経機能を調整したり、消化吸収を促進したり、免疫機能を高めるなど様々な効果が期待できます。

今の季節、風邪やインフルエンザの予防にも身体を温めてあげることは大切なようですね。

体温が1℃上がると免疫力が5-6倍増加することが知られています。

特に、血管が表面に出ている、首元や太もも、膝の裏、内くるぶしなどを温めることが大切。身体を長時間温めることが可能であるため、体温が上昇しやすく、免疫力が高まります。

☆自分に合った身体の温め方を試してみよう。

1.洋服を着る

寒いときに一番初めに行うのが洋服を着ることです。洋服には保温効果があるため、血管が皮膚表面にある部分や、外気との接地面積が大きい皮膚を洋服で覆うことで、身体の熱が放出されないため身体が暖かくなります。

特に血管が皮膚表面にある首元や肩甲間部、内ももや足首などを布で覆うと身体が暖かくなります。

これは、自分の体温を外に逃がさないための工夫です。

2.暖房器具を使う

洋服を着ても寒いときは、暖房器具を使います。暖房器具は外気の温度を物理的に上げ、身体を暖かくしてくれるとても便利な道具です。

特に、皮膚温の平均は28℃前後であることから、半そででいるのであれば28℃前後が快適な温度と言えるとでしょう。

しかし、昨今では省エネ対策もあり、低い温度で室温を保つ傾向にあります。

身体は深部体温を37℃近くに保つ必要があることから、室温が低いと深部温を高めるために全身の血管が収縮し、逆に手足が冷えるといった現象になります。

そのため、ある程度の室温を確保することが大切ですが、暖房の省エネ温度は20度とされています。

暖房器具だけでは正常な皮膚表面温度を保てないため、洋服やカイロなどを利用して皮膚表面温度を保つことが大切です。

3.お風呂に入る

お風呂の温度は40℃前後であることから、全身を温めることには効果的です。特に、皮膚全体を温めることで皮膚が活性化すると考えられていて、保温や保湿効果が高まると考えられています。

また、手足の温度が上昇すると、血管が拡張されることで副交感神経が優位になり、リラックスした状態を作りだすため、半身浴や足浴なども効果的です。そのため、お風呂に入ると全身の保湿・保温効果とリラックスが得られるのです。

4.カイロを使う

お風呂に入っても身体が温まらない時は、カイロが効果的です。カイロの温度は45~50℃前後であり、お風呂より少し高めです。

特に45~50℃の温度では、筋肉のこりをほぐしたり、筋肉痛・神経痛の痛みを和らげたり、筋肉の疲れを取ったり、疲労を回復させたり、胃腸の働きを活発にさせたりする効果があります。

そのため、冷えている皮膚表面を温めることはもちろん、血管が皮膚表面にある肩甲間部や下腹部、さらに手足を温めると熱産生が起こることで身体を暖かくしてくれます。

同じ身体を温めるでも温度が異なると効果も異なり、洋服や暖房器具は体内の熱を逃がさないための保温の役割ですが、お風呂は全身を温めることで保湿・保温効果、

さらには、リラックス効果がカイロ(一般医療機器 家庭用温熱パック)や、またはお灸(管理医療機器 温灸器)で筋肉のこりをほぐしたり、筋肉痛・神経痛の痛みを和らげたり、筋肉の疲れを取ったり、疲労を回復させたり、胃腸の働きを活発にさせたりする効果があります。

そのため、自分の目的の応じて温める方法を選ぶことが大切です。

「冬バテ」という言葉があるそうですが、

疲れやすい…

太りやすい…

朝起きるのがつらい…

風邪ひきがちだし、治りにくいし…

なんか調子がわるい…

こんな症状があったら身体を温めてみるのは、どうでしょうか?

これからの季節は、温泉に入ってリラックスして身体も心もリフレッシュすると良いかと思います!

Writer かちゃめぐ(笠井めぐ美)(かさい めぐみ)

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Written by: かちゃめぐ(笠井めぐ美)(かさい めぐみ)

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